花粉症が重症すぎて、一日中目のかゆみ、鼻水、くしゃみ、頭痛と戦っています。
鼻炎薬を服用すると少しだけラクになりますが、効果が切れるとたちまち鼻水くしゃみかゆみの無限地獄。
しかも副作用なのか分かりませんが、服用してしばらくすると心臓がわしづかみにされたように息苦しくなってきます。
こんなんじゃたまったもんじゃあござぁせん。
幼稚園、小学校が春休みに入ったことをいいことに、極力外出しない生活を送ることに決めました。
目次
この物憂さは何なの?
朝ものんびり出来るし、幼稚園の送り迎えもないし、春休みサイコー!
最初の1日はそんな感じで過ごしておりました。
(アレルギー症状は相変わらず酷かったですが、薬を飲むほどではありませんでした。)
しかし、そんな引きこもり生活が2日目にさしかかったところで異変が現れました。
朝ものんびり出来る、お弁当も作らなくていい、幼稚園の送迎もないから園ママさんたちに愛想笑いで挨拶する必要もない、子供たちはうるさいけれど自分たちで遊んでいるから手がかからない。
花粉症からは逃れられないけれどこれ以上ないくらいノンストレスな生活のはずでした。
なのに気分がふさいでしまってどうしようもないのです。
まったくもって意味が分かりませんでした。
私は月経前症候群(PMS)が割りとあるほうなのですが、まだ日数的にPMSの可能性はないし…。
ならどうして!どうしてこんなに気分が沈むの!
太陽の光を浴びないことの危険
ハッとしました。
私、ここ2日ちゃんと太陽光浴びてないじゃないΣ(゜Д゜)
日課として、朝起きたらすぐにカーテンを開けるようにしているのですが、レースカーテンはそのままなので、丸一日外に出ないということを考えると、明らかに浴びる光の量が足りていません。
太陽の光をしっかりと浴びないと、幸福のホルモンと言われているセロトニンがうまく作られなくなってしまうんですよね。
このブログでも何度か取り上げているので、注意してるつもりでした。
しかし…油断したなぁ(^^;)
花粉症の酷い症状のせいで色々なことが狂ってきてる…
ちょうどママ友仲間からお花見のお誘いLINEが来ていたのですが、とにかく気分が沈んでしまってどうしようもないんです。
明るい感じで返信しているのに、心の中は真逆。
お花見行きたくないよ~~。怖いよ~~。
桜見たくない。
ご飯食べたくない。
遊びたくない。
空気吸いたくない。
外に出るのが怖い!
やばいところまで来ていることが自分でも分かりました。
とりあえず、自分の心をコントロールするのが難しい状態だったので、その日は早々と寝床に就きました(^^;)
太陽の光をしっかり浴び、腸内環境を整えよう
幸福のホルモンであるセロトニンは、太陽などの光が網膜に入ることで生成されます。
しかし、脳内に存在しているセロトニン量はわずかに2%ほど。
そのほとんどは腸に存在しているそうです。
セロトニンは腸から脳や他の臓器に運搬されているので、腸の働きが悪いと当然脳への供給も滞り、本来の力が発揮されなくなってしまいます。
その結果、ネガティブ思考やうつをまねくことに。
脳内にあるセロトニンはたったの2%なのに、ちょっとした不注意でこの量が減ると、たちまち心に悪影響が出てしまうというのだから、考えてみると末恐ろしいような気もします。
- 光を浴びないとセロトニンが作られない。
- 腸内環境が悪いとセロトニンがスムーズに脳内に運ばれなくなる。
なので、やっぱり外出は極力したほうがいいし、それが難しい場合はなるべく窓辺で太陽の存在を感じられるようにするべきですね。
そして、軽くでも体は動かすようにして、しっかりと食物繊維を摂って腸内環境をよくする。
これが大事!
睡眠バランスを整える
今回の出来事(気分の落ち込みをコントロール出来ず、鬱々としてしまう症状)は、久々にこたえました。
こういう時は眠るに限る!というのが昔からの私のやり方ですが、寝入る前のスマホが習慣化していて、すんなりと睡眠に入れないことが多いんですよね(T_T)
眠る1時間前にはブルーライトは浴びるべきではないということは重々承知しているんですけれどね…汗
これも改めていかないといけないなと思います。
睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンは、就寝の1,2時間前から少しずつ増えていき、自然な眠りへと導いてくれる作用があります。
なので、いつまでも小さなスマホ画面を覗き込んで光を浴びまくっていたのでは、メラトニンの分泌が思うようにいかなくなってしまいます。
良質な睡眠を得るためには、部屋は暗くしておくことが鉄則。
そして、メラトニンはセロトニンを原料として作られるので、まずはセロトニンが十分に活性される状態にしておくことが大事ですね。
ということで、また↑(うえ)に話しは戻ります(^^;)
- 花粉症が辛いとか言って家に引きこもり、太陽光を十分に浴びないと幸せホルモンのセロトニンが作られない
- 体をろくに動かしもしないくせに、便秘が辛いとか言っていると、腸内環境が悪化してセロトニンが脳にちゃんと運ばれない
- セロトニンの分泌がうまくいかないと、それを原料として作られる睡眠ホルモンのメラトニンも活性化しなくなる
セロトニンが作られるためには2500ルクス以上の光が必要
セロトニンが作られるのには、蛍光灯の光を浴びるくらいでは全然足りないそうです。
蛍光灯の照度は明るいものでも500ルクスくらいらしいですが、セロトニン合成には2500ルクスが必要なのだそうです。
朝日の照度がだいたい2500ルクスほどらしいので、朝起きたらすぐにカーテンを開けて十分に太陽光を浴びるようにすれば、別段特別なことをしなくてもいいということになりますね。
ただ、部屋の向きによっては、日照状態が悪く毎朝快適に朝日を浴びることが出来ないという場合もあるかと思います。
それに、女性の場合は紫外線を無駄に浴びたくないという人も多いこととでしょう。
セロトニンが活性化されるしくみを知る前の私も、シワ、シミの原因になる紫外線を浴びたくないという気持ちが強く、窓辺にはあまり近付かないようにしていました。
そうなると、太陽の代わりになるものって何かないのかな…となりますよね。
探してみたところ、Amazonに光目覚まし時計なるものがありました。
太陽と同じ自然な光で目を覚ますというもの。
ただ、光だけでちゃんと起きられるか不安という人のために、アラーム機能も備えています。
3種類の鳥のさえずりや、波の音、雨の音などがあるそうです。
朝起きるのが楽しくなりそうですね(^^)
さいごに
日中光をしっかり浴びる生活を意識し、なるべく早く眠るようにしていたので、 結果ブログの更新が滞りました。(って、この記事そこに結びつくのか!?という乗りツッコミ)
日中動き回っていると、夜には自然と体が疲労感に包まれて、眠気がやってくるようになりました。
本当に良いリズムが作れていたと思います。
ネガティブ思考から逃れられずに、どん底の気分を味わっていたことが嘘のように、ここ何日かは清々しい気分で過ごせています。
ママ友仲間に誘われたお花見のときはまだ鬱々を引きずっていて、ちゃんと会話が出来なかったことで迷惑をかけてしまいましたが(相手の話をしっかりと聞いていなかったり…)二度目のお花見のときは明るい気持ちで積極的にコミュニケーションが取れていたと思います。
日常には意外な落とし穴があるものです。
太陽の光を浴びているかどうか、そんなささいなことで人間のメンタルは大きく左右されるのです。
幸いにも、私は鬱々を引き起こしている原因に気付けたから軌道修正できましたけれども、世の中にはセロトニンのしくみを知らずに必死に精神科の薬だけに頼って頑張っている人もいるわけです。
苦しんでいる家族を見て、どうしてやることも出来ない無力感に苛まれている人も沢山いることでしょう。
そんな方々のために。
今回記事を書く上でこちらの書籍がとても役立ちました。
応援よろしくお願いします!!
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[…] 以前書いたこちらの記事、 ⇒気分が落ち込んでどうしようもない。太陽の光を浴びない生活の落とし穴で詳しく書いていますが、脳内に存在しているセロトニン量が減ってしまうと、ネ […]