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家具にカビが!!カビ取りと臭い取り、そして予防のためにするべきこと

晩夏から初秋にかけてのいくつもの台風到来に、悲鳴を上げた主婦はきっと私一人ではないはず。

雨風が激しくて連日洗濯物は部屋干し。

窓を開けることも出来ないから仕方なく風呂とキッチンの換気扇を一日中回して、更に洗濯物も早く乾くようにと除湿器まで設置したのに、湿度計はずっと60%以上のまま。

しばらくしたら妙な臭いが漂っていることに気付きました。

そうです。

あれですよ、あれ…。

この世で主婦が一番嫌いな臭い(好きな人っているのかな…)。

カ・ビ・臭

カビを生やすまいと日々慎重に生きてきたのに、そんな私の努力など一切お構いなしに、カビは我が家のどこかで静かに増殖していたのでした。

カビ臭を発生させている家具を探す

いったいこの嫌な臭いはどこから発生しているのだろうと、鼻の穴を大きくしてクンクン部屋中を嗅いで回ったのですが、今一つよく分からないんですよね。

だけどリビングでリラックスしていると、どこかからプーンと漂ってくるんです。

こんどこそ突き止めてやる!と神経を研ぎ澄ますと、なぜか途中で分からなくなってしまう。

こんなことの繰り返です。

けれど、ようやく突き止めることが出来ました。

ななな、なんと、春に買ったばっかりの食器棚!!

それからテレビ台の両サイドにくっついている引き出し!!

ビエエエ~~(–;)!!!

悲鳴と怒りが止まりませんでした(心の中で)。

カビ対策をしていてもカビから逃げることは出来ないの?

転勤族なのでかれこれ四回ほど引っ越しを経験しているのですが、今まで住んだアパートすべてでカビを発生させてしまっています(-_-;)

でも、これには理由があるんです。

1度目のアパートの時は、私の知識不足が原因です。

今まで住宅にカビが生える様子を見たことがなかったので、家具は壁から離して設置するとか、窓の近くにはカビの生えやすいものは置かないとか、そういうことがまったく分かっておりませんでした。

この時はクローゼットの奥の壁紙が黒カビにやられました。

そして2度目のアパート

丁度震災の時期でしたので、放射能を心配してあまり換気をしていませんでした。

(原発からはだいぶ距離が離れた場所に住んでいたのですが、小さい子供がいると神経質になってしまいますよね)

でも、カビのことはちゃんと頭の片隅にあったので、思い切って除湿器を購入しました。

除湿器があるから大丈夫!という油断があったんでしょうね。

連日の部屋干しでだいぶ湿気が堪っていたんだと思います。

タンスの中から嫌~な臭いが…。

しかも脱衣所の木製の窓枠にポツポツと黒カビちゃん…。

そして3度目のアパート

ここでは最強の敵に遭遇しましたよ~(笑)。

原因は分かっています。

ある年の末、家族全員ノロウイルスにかかったんです。

みんないっぺんにではなく、最初は長女。その後私と次女。年が明けて夫。だいぶ軽めに三女という順でした。

なんとしても小さい三女にうつすわけにはいかないと思い、連日連夜加湿器をたいていました(結局うつったんですけどね)。

ここでもカビのことは忘れていなかったので、日中は一時間程度換気を行いました。

ちゃんとやるべきことはやっているんだから、ここではもうカビなんて生えないぜ!と油断していました。

二月ほど経った頃…。

寝室の奥のクローゼットが、なんか臭い…。

そんな臭い場所を秘密基地と称して、三姉妹が毎日扉を開け閉めして遊んでいました。

またタンスの衣類がカビにやられちゃったか…。

と半分諦めモードで私は掃除に取りかかりました。

だって、カビ臭いところで子供たちが遊んでいるなんて、健康的によくありませんものね。

よし!やるぞ~!!

とタンスの引き出しを開けたんですが、不思議なことに中の衣類は臭くない。

どうやらタンスではなく、クローゼットの下段に積み上げられていた透明収納箱だったようです。

「嫌だなあ~。ほんっと嫌だ」(私の口癖)

と呟きながら透明収納箱をどかしました。

自分の目の前に広がった光景に、私は思わず息を止めてしまいましたよ…。

収納箱のあった壁と壁のコーナーの部分に、びっしりと黒カビと青カビが生えていました。

しかも、粉っぽくてふかふかしているんです。

人生で初めて見ました。

あんなものすごいカビ…。

しかも広範囲。

あのとき私は思いました。

きっと加湿器のせいだ、と。

だって、ちゃんと収納箱の下にはすのこを置いて、壁からも離してあったし、通気性をよくするためにもあまりつめこまないようにしていたんです。

なのにこれだ!

犯人は加湿器に決まっているじゃないか!!

半日かけて掃除したけれど、もう寝室で寝起きするのが嫌になってしまいました。

そして4度目のお家

現在のアパートです。

もうカビは絶対生やしたくないと思っていたので、春に購入した食器棚は底が10㎝ほど床から離れていて通気性のある物を選んだし、テレビ棚も背面板がないものを使っていました。

なのに何で!?

って感じですよね。

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カビ取りの方法とは?

心なしか喉が痛いんですよね、最近。

季節の変わり目だから風邪かな?とも思ったんですが、他に咳が出たり鼻水が出たり、頭痛悪寒といった風邪症状がなくて、ただ喉だけが痛いんです。

これってカビが原因なのかしら?

と思ったら、怖くてリビングにいるのが苦痛になってしまいました。

家族の団らんの場所なのに~!!

ってことで、早速カビ取りに取りかかりましたよ。

まずはマスクと使い捨てのナイロン手袋で防備。

私が使用したのはキッチン用のカビハイターです(背後にあるのがカビにやられた食器棚です)。

↓↓↓

2016_101313_4016_317

本当は木材専用のものを使いたかったのですが、残念ながら近所のホームセンターには置いてありませんでした。

ネットショップだと種類も豊富に取り扱っているので、用途に合わせて使い分けてみるのもいいかもしれません。

とりあえず、私は急を要したのでキッチンハイターを使ってみました。

まず大事なのは、直接カビに噴射しないこと。

勢いでカビの胞子が拡散する恐れがあります。

ここは慎重に、まずはキッチンペーパーをカビの生えている部分にあてがいます。

その上からハイターを噴射します。

我が家の場合はカビの生えている場所が食器棚の底であったり、テレビ台の引き出しの側面だったので、変色しても特に目に付く場所ではないということで、強力なハイターを使用しました。

しかし変色はNGという場合は、エタノールなどでも取れるようです。

2016_101313_4038_262

↑↑↑

画像左下が変色してます(引き出し側面)。

カビを取ったはずなのに、また臭う…

ハイターやったし、これでルンルンルン♪

と余裕かましていましたら、その一週間後くらいに、またプ~ンとカビ臭が…!!

嘘だろう!?と思ってテレビ台の引き出しを開けたら…。

れれれ!!

また生えてるではありませんか。

しかも前回は生えていなかった場所にモコモコした綿毛のようなカビが…。

もうこうなってしまうと、心が折れてしまいますよね。

新しいテレビ台買おうかな…と一瞬考えましたが、なんか、どうせ買ってもまたカビにやられるのかな~とか思ったら、そんな気分もしぼんでしまいました。

だからといって、雨のたんびにコインランドリーに行くのは正直家計的にもきつい。

部屋干しはやめたくてもやめられない。

じゃあどうする?

一生戦っていくしかないんですよ。カビちゃんと…。

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カビ根絶を目標に

きっと一度で綺麗にカビを除去するというのは難しいんでしょうね。

ってことで、私は一週間に一回、定期的にカビハイターを噴射することを心に決めました。

木材の表面は痛んでしまうこと必至ですが、別に見えない部分だからいいや(笑)。

そして、どこにいても漂ってくるカビ臭ですが、これはカビを退治しても残ってしまうことが多いんですよね。残念なことに。

重曹を置いたり、芳香剤を置いたり、除菌スプレーを噴霧したり、あらゆることをしても完全に除去することって出来ないもんなんでしょうか?

いえいえ。諦めるわけにはいきません。

ここはカビのお家ではなく、私たち家族の家なんですから。

ってわけで、これからもカビとの戦いは続けていきます(本当はやめたい…涙)。

 

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