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ネガティブな自分が本当の姿なのだと思っているのなら、即刻やめたほうがラクになる

万歳

変なタイトルですね。

ネガティブってやめるとかやめないっていう話じゃないですよ。

やめたくてもやめられないから苦しいんです。

でもあえてこんなタイトルを掲げさせて頂きました。

私、現実世界ではネガティブの模範のような人間ですが、夢の中だと結構人気者なんですよ(^^;)

だからすごく楽しいんです。夢を見ることが。

だからすごくがっかりするんです。夢だと知った瞬間が。

みんなに頼りにされてハツラツとしている少女は幻でしかないのね…。

覚醒してしまえばまたつまらない悩み事だらけの人生が始まるのね(T_T)

けれど、本当にそうなのかな、と最近思うようになりました。

色んなことに疲れ切って体を引きずるようにして歩いている30代のおばさんと、あの美しくみんなから愛されている少女は本当に別物なのかしら?

私の頭の中にいるんだから、単純な話、同一人物なんじゃない?

妄想の世界で輝くことは悪いことじゃない

バンド

中学生とか高校生くらいの頃は、夢中になれるものが沢山ありました。

音楽や映画、小説にマンガ、絵を描くことも好きだったし下手くそだけれどピアノもよく弾いてたな…。

こういうものに触れているときって自分が希薄になるというんでしょうか、なんとなく心がここにあらず状態になることが多かったと思います。

好きな映画に出ているハリウッドスターと対等に渡り合っている自分を想像したり、大好きなバンドのボーカルになりきったり、小説の主人公の境遇が現実をも浸食してしまったり…。

皆さんも一度はこういう経験がおありかと思います。

理想の人物になりきるのって、本当に気持ちいいんですよね。

今までの自信のなさがウソのように元気が出てくるし、幸せな気分にもなれる。

あの人のようになりたい、あの人と対等に渡り合える自分でいたい、心からそう思ったときって計り知れないパワーが体の底から沸き上がってくるものです。

10代の頃は頻繁に自分以外の何者かになりきっていたのに、大人になるにつれて私には理想とするものが徐々になくなっていきました。

これが大人になるってことならちょっと寂しいな…なんて、当時の自分が思ったかどうかは定かではありませんが(笑)、いつまでも夢中でいられるものを持ち続けることって、簡単なことのようでいて実はとても難しいことなのかも知れません。

幼少期、いつも仕事で疲れて帰ってきて、ただ夕食を食べてお風呂に入って寝るだけの両親を見て、人生何が楽しいんだろう?これが大人になるってことなの?と不安を抱いたことがあります。

そして思ったんです。

私は間違っても両親のようなつまらない人生は送らないと。

なのに~~!

20代、30代の私、ネガティブ思考でだいぶ人生を無駄に生きてきました(^^;)

前向きな自分をイメージすることの大切さ

このブログでネガティブ思考に関することを書くとき、決まって紹介する書籍があるのですが、この本との出会いがきっかけで、根深い私のネガティブ思考が徐々にですが改善されてきたように思います。

佐藤富雄著『口ぐせひとつでキミは変わる』。

簡単に言ってしまうと、良い口ぐせを習慣づけて言うようにしていると、脳が口ぐせを本当だと認識して、その通りの良い人生になっていくよ!ってことです。

だから逆を言えば、後ろ向きなことが口ぐせになっている人は、その通りの暗い人生を自ら作り出してしまっているということなんですね。

怖い話ですよね、これ。

脳のしくみと照らし合わせて説明されるものだから、現実味があるというか説得力があるというか…。

それでもってネガティブ人間には思い当たる節が多々あるわけですよ(^^;)

暗いことを考えたり口にしていると、どんどんどんどん暗い気持ちになっていく。

これは即刻改めないと!と思って本の通りにポジティブな言葉を口にするように努力するんですが、最初のうちは自分自身の強い抵抗にあって、なかなか思うようにはいきません。

ネガティブ人間って、ポジティブなことを言っている自分を「キモっ」とか「恥ずかしい」って思ってしまう傾向ありません?

しかも警戒心も強いので、ポジティブな言葉を吐き続けた先に、ガックリと残念なことが起きてしまったときの反動を懸念して、妙に構えてしまうという…。

だから、一番辛いのはポジティブ言葉に慣れるまでの最初のうち。

一度慣れてしまうと、今度は些細な失敗もそれほど気にしていない自分がいることに気付きます。

それでもって、傷付いている自分に対してもポジティブ言葉が出てくるわ出てくるわ(笑)。

もちろん、まるっきりポジティブ言葉ばかりというわけではないですよ。

ネガティブ言葉も沢山出てきます。

でも明らかにポジティブなことを言っている瞬間が増えてきたし、考えることもどちらかというと前向きなんです。

自分が変化していくのを感じれるというのはとても嬉しいことです。

だから今現在、ネガティブな思考に捕らわれて解決の糸口が見えないという人には、良い口ぐせを習慣づけることをまずは頑張ってみてください、と言いたいです。

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本当の自分って何?

街灯

「私ってこういう人間だから」

と自分を決めつけてしまうのって、すごく心がモヤモヤして不快なことだということに気付きました。

普段は心の中で日課のように、

『私ってなんでこうなんだろう…』『どうして何一つまともに出来ないんだろう』というようなマイナス言葉を念仏のように唱えていた私。

ある日ママ友と立ち話をしているときに、話の流れで「私って喋るの下手くそだから…」というようなことを言葉に出したことがありました。

いつも心の中だけで思っていたことを、私はこの時初めて自分の耳で聞いたのです。

しかも自分の声でです。

あのときの不快感と後悔はいまだに忘れることが出来ません。

とにかく、ものすごく嫌な気分になりました。

私はママ友にあんなことを言うことで、何を求めていたのでしょう?

「そんなことないよ」と言ってほしかったんだろうか?

それとも、喋るのが下手だから見当違いなことを言ってしまうかもしれないけれど、悪気はないからね、ということを匂わせたかったんだろうか?

もしくは、そう言うことで自分自身に言い訳をしていたのかもしれない…。

いずれにしても、自分をこういう人間だと決めつけてしまうことには相当のリスクが伴います。

佐藤富雄の『口ぐせ理論』を知ったあととなっては、そのことが痛いほど分かります。

ネガティブ思考は、それを声にしたときに強烈な魔力を持って襲いかかってくるんです。

それを身を以て感じたからこそ、私はそれ以後「私って○○な人間だから」とマイナスな言葉で自分を決めつけることはしなくなりました。

もちろん、○○の部分がポジティブな言葉なら『口ぐせ理論』の法則通りに良い人生に代わっていくのでしょうけれどね(^^)

だから、全然私はこんな人間ではないと思っても、勇気を持って口に出しすことは大切なことだと思います。

「私って何でも器用にこなせる人間だから」

「私って誰からも必要とされるくらい頼りがいのある人間だから」

というふうに(^^)

夢に出てくる自分はどうして人気者なのか?

ずっと自己評価の低い私でしたが、どういうわけか夢の中では人気者。

舞台は高校で、私はピッチピッチのマドンナのような女子高生という設定(笑)。

夢にはこうなりたいという理想が反映されるものなのでしょうか?

おそらくそうなのでしょう。

でも夢を見ている最中は、これは夢だからとは思いませんよね。

夢であっても夢の中の本人にとっては全てが現実なんです。

だから目が覚めるとものすごーくがっかりするはめに…。

でも考えてみたら、現実でウジウジとどうでもいいことを考えて苦しんでいる自分も、夢の中で精気に満ちあふれた人気者の自分も、脳みそ自体は一緒ですよね?

同じ脳が二通りの生きかたを作り出しているのであれば、現実で夢の中の理想的な少女の姿を導き出すことだって、テクニック1つで可能なのかもしれません。

このテクニックというのが、「良い口ぐせを習慣づける」ということですね(^^)

ああ…なんか上手に繋がった♡

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さいごに

日の出

このブログ、雑多なテーマで書いていますが、メンタル的なことを書くときが一番しんどくて一番苦労します。

だから出来ることなら書きたくないと思っています。

自分の心と向き合うことが辛いし、面倒くさいってどうしても思ってしまう。

嫌でも昔の失敗談とかを思い出すハメになりますからね。

正直1日がかりで書いています。

でも、書き終えた時には心につっかえていた何かがすっと取れていくような開放感があるんです。

この最後に感じる救いのために、私はパソコンに向かっているのかも知れません。

ややもすると簡単にネガティブ思考に絡め取られそうになるくらい、私の心はまだまだ脆いです。

こうして書くことで、アンバランスに保たれているポジティブ思考の骨組みを、少しずつ強固にしていっているんだと思っているので、ネガティブ仲間のために書いているようで、実は自分自身のために綴っているんです…汗。

だから、何を言いたいのか分からないって思われる部分も多々あるかとは思いますが、私が言いたいことはただ1つ。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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