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ネガティブ思考を変えたい!佐藤富雄著『口ぐせひとつでキミは変わる』を読んでみた

アーチのバラ

こんにちは。チョームです。

「本当に嫌だ」

「またやっちゃった」

「どうしていつもこうなんだろう」

心の中でネガティブな言葉を連発しては、とことん自分を追い込んで息苦しくなっております。

正直、後から考えたらどうでもいいようなことを、いつまでもグダグダと考え込んでしまうんですよね。

あの意味のない時間を取り戻すすべがあるのなら取り戻したい!と思っても、戻って来たら戻ってきたでまた無意味なネガティブ思考で消費しちゃうんだろうな…(汗)。

思い込みの力とは

観覧車

ストレスに対する耐性も低くなってきたようで、ちょっとかしこまった場所に出向いたり(学校行事とか…)、いつもと違う環境に身を置いたりすると(旅行とか…)すぐに体調を崩します。

頭痛、吐き気からの嘔吐。

胃が本来の役目を果たしていないのが自分でも分かるんです。

子供の成長を確認出来る学校行事なのに、いつも暗い顔をしていていいのだろうか?

楽しい家族旅行なのに、体調不良でゲッソリしているつまらない母親でいいのだろうか?

いいわけがないですね…。

子供たちにも申し訳ないです。

よーし!!今日から自分を変えるわ!

ってなわけで、私の向かった先。

目的のものがちゃんと分類されていてとっても親切な場所♡

としょかーーん!!

まずはここで、ストレスやネガティブ思考を上手にコントロールするための指南書を見つけるぞーー!

―――

はい。見つけてきました。

その名も、口ぐせひとつでキミは変わる (YA心の友だちシリーズ)(佐藤富雄著)。

あまり啓発本を読まないので知らなかったのですが、佐藤富雄氏は累計270万部を売り上げている著名な作家さんだそうです。

この本はティーン向けに書かれたもののようで、読者を「あなた」ではなく「キミ」と表記しています。

でも大人でも十分に満足のいく内容だったし、小難しいことは書かれていないので著者の言っていることを実行に移したら、私本当に変われるんじゃないかしら?!っていう気分にさせてくれます。

さすが、累計270万部を売り上げた作家さんだけのことはあります(えらそーでスイマセン)。

『口ぐせひとつでキミは変わる』は、常に前向きな言葉を使っていれば幸せになれるし、夢を叶えることも出来る。反対に否定的な言葉ばかり発していると、心も否定的になってしまうし、自らトラブルを招いてしまうのよ、ということを脳の仕組みと照らし合わせて分かりやすく教えてくれます。

私が妙に納得してしまったのは、この部分。↓↓↓

親知らずを抜いた患者さんたちに、「これは鎮痛剤ですよ」とウソをついて、痛みを止める効果のない、にせものの薬をわたしたのです。
ところが、そのにせ薬をもらった患者さんの六割近くが、程度の差はあったものの、ちゃんと痛みがなくなったり、やわらいだりしたそうです。
これは、彼らが「鎮痛剤を飲んだ」と思い込んだことによって、脳の中に、鎮痛剤と同じ作用のある化学物質が出たためだとわかりました。

 

思い込みの力は、そんなふうに、脳のはたらきに強い影響を与えます。そして実は、思い込みは、自分の言葉とも深い関係にあります。口ぐせはそれに応じた思い込みをつくり、思い込みがまた口ぐせをつくります。
つまり、いい口ぐせがあれば、思い込みの力も味方に付けることができるのです。

脳は大きく分けると「新しい脳」と呼ばれている大脳新皮質と、自律神経の調節を行っている「古い脳」に分けられるそうです。

新しい脳が「自分はこういうふうになりたい」というイメージを持つと、古い脳は必ず反応するようになっているんだそうです。

ただ、この古い脳には現実と想像の区別が付きません。

だからいい口ぐせを沢山持っていれば、うまく脳をだまして口ぐせ通りの自分にすることもできるし、この鎮痛剤を飲めば痛みから逃れることが出来るんだと思い込めば、効果のない薬を飲んでも、本当に痛みから解放されるというわけです。

すごく説得力がありますね。

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体を動かすことの大切さ

ランニング

アルツハイマー型認知症の予防改善に、運動が効果的だという話を聞いたことがあるかと思います。

アルツハイマー病の人の脳内にはβアミロイドというたんぱく質が蓄積され、神経伝達組織の機能低下を引き起こすと考えられています。

ところが運動をすることによって、βアミロイドを分解する酵素が活性化されるんだそうです。

脳の健康は、運動をするかしないかで大きく変わっていくということが分かりますね。

佐藤富雄氏も本の中でこう書いています。

私たちの脳は、筋肉、とくに下半身の筋肉を動かすと、ベータ・エンドルフィンというホルモンが出るようになっています。
このホルモンは別名「快楽ホルモン」と呼ばれ、楽しいとか、うれしいとかの感情がわいたときにも出ています。これは快適さを感じさせてくれるだけでなく、脳のはたらきそのものを活発にしてくれるのです。

特に下半身の筋肉を動かすのがいいんですね。

脳の働きも活発になるんですって!

確かに、ウォーキングとかををすると、体がほどよく温まって心地よい疲労感がありつつも、頭がやけにクリアになっていると感じることありませんか?

たまに子供たちを連れて散歩に出かけると、普段車でなんとなく目に映っているだけの風景も、違った角度で見られて、新しい発見があったりします。

そういうのってずっと頭に映像として残っていて、思い出すたびに心地よい気分になるんですよね。

やっぱり散歩って大事だな~。

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思い立ったら実践してみよう

スマイル

自分に対する否定的な言葉が、自分の可能性の幅をせばめ、さらには自分を追い込み、本当に言葉通りの否定的な人間にしてしまうという話は、ちょっと怖いですね。

私の場合、否定的なことばかり考えてしまうクセが身に付いてしまっています。

ちょっとしたストレスにも体が耐えられず、頭痛や吐き気、嘔吐を引き起こしているのも、自分を否定的に捉えてしまう下地があるためだと思います。

たとえば子供の授業参観。

「ああ…。なんか知らないお母さんばかりで嫌だな」

意識しているときもあれば、無意識にそう感じているときもあります。

そしてやっぱり思った通り。

知らないお母さんたちに囲まれて緊張でガチガチになり、帰ってきたら頭痛、吐き気…。

楽しい家族旅行。

「また余計な買い物いっぱいして予算オーバーになるんだろうな」

「そういえば、前の旅行では頭痛くなって、鎮痛薬なくて途中で買ったっけ。また痛くなるのかな。私っていつも体調崩すんだよな…」

「こういう楽しい旅行中に不慮の事故って起こるんだよな…」

もう救いようがありませんね(苦笑)。

自分でも書いていて嫌になってきます。どこまでネガティブなんだ、と。

よし。もう今日から否定的な言葉は封印するぞ!

せっかく納得のいく啓発本に巡り会えたので、この出会いを無駄にしないように、私は佐藤富雄氏のお言葉通りに良い口ぐせを沢山持てるように頑張ろうと思います。

自分がどれくらい変われるか知りたいので、しばらくは意識的に実践していき、時期が来たらこのブログで結果をご報告したいと思います!

それでは、1ヶ月後になるか半年後になるか分かりませんが、楽しみに待っていてください(^^)

佐藤富雄氏の他の著書。題名を見ただけでもポジティブになれますね(笑)。
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