乾燥が気になる季節になってきましたね。
みなさん、化粧水はどんなものをお使いですか?
ドラッグストアーなどに行くと、本当に沢山の種類のものが置いてありますよね。
コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタ、ビタミンC誘導体、アルブチン、ハイドロキノン、スクワラン…。
有効成分は数あれど、その中のどれが自分の肌に合っているのか?という話になると、う~ん…と考え込んでしまうこと、ありませんか?
私は全然分かりません(T_T)
なので、なくなるとまた別の化粧水、次も違うもの…というように、1つに固定したことがないんです(-_-;)
そんな中、ちょっと気になる化粧水を見つけたのでレビューしてみたいと思います。
目次
ほまれ酒造が作った會津ほまれ化粧水
日本酒を使った化粧水!?刺激強そー!
と最初は思いました。
だって、アルコールでしょ?
日本酒ってアルコールのことでしょ??(お酒飲めない30代です)
お酒の味は分からないけど、度数が高いってことはなんとなく分かります。
だから最初は警戒してしまったんです。
肌ピリピリになるリスクしょってまで使わないよ。って。
でも、お値段を見たらあれれ?
超リーズナブルじゃないですか♡♡
なんと、税込み1,080円ですよ!?
しかも200mlも入ってて…。
コスパ良すぎやしませんか!!\(^_^)/
早速ネットで購入してみました。
容器はプラスチック製なんですが、ダークグリーン色で高級感があります。
紫のラベンダーの絵も風情があっていい!!
中央に『會津ほまれ』って書いてあるけど、これが一アクション起こしてくれそうな期待を持たせてくれます。
(容器ばっかり褒めすぎ!!)
日本酒を使った高保湿化粧水
なにはともあれ、大切なのは中身です。
まずはほまれ化粧水に使われている成分を見ていきましょう。
ベースになっているのはもちろん日本酒(米発酵液)なのですが、そのほかにユズセラミド(ユズ果実エキス)、尿素が保湿美容成分として配合されています。
化粧水の抗酸化剤として使われているのがビタミンC誘導体(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)。
整肌成分にはラベンダー精油、ユキノシタエキス、マグワ根皮エキス,ボタンエキスが使われています。
(他の成分としては、水、グリセリン、ボタンエキス、クエン酸Na、グリシンPEG-60、水添ヒマシ油、エチルヘキシルグリセリン、BGが配合されています)
無着色、合成香料フリー、鉱物油、動物油無配合、パラベンフリーなので、この表示を購入のきっかけの1つにしている身としてはありがたいですね。
日本酒の効果
商品名にもなっている日本酒ですが、実際にお肌にとってどんな効果があるんでしょう?
テレビCMで、杜氏の肌はキレイだと言っているのを聞いたことありませんか?
それが本当だとしたら、かなり説得力のある話ですよね。
でも実際に見たわけじゃないし、一部のサイトなどでは「実際は冬でも水仕事をしているので、手はボロボロ」ということが書かれていたりするので真相究明は出来ないのですが、日本酒に有効成分が入っているというのは事実のようです。
【日本酒の有効成分】
- コウジ酸(メラニン色素生成の抑制、シミ、くすみの改善)
- アミノ酸(保湿)
- フェルラ酸(抗酸化作用にすぐれたポリフェノールの一種。アンチエイジング効果)
- アデノシン(血液循環を良くする)
老いの忍び寄る気配を感じている30代にとっては、ありがたい成分ばかりです(老いたくない…)。
有効成分ユズセラミド
ユズはあの果実のユズです。
そしてセラミドというのは、人間の角質層成分の一種で、乾燥から肌を守っているとても大切な物質なのだそうです。
ユズセラミドはこのヒトのセラミドときわめて近い構造を持っているので、乾燥肌、敏感肌の人にはとても有効な成分だと言えそうです。
尿素の効果
尿素はよくハンドクリームなどに配合されているので、目にする機会の多い名前ですよね。
でも、いざ尿素って何?って訊かれたら何のことなのか分からないってのが現実…。
はい、調べてみました。
尿素というのはですね、人間や動物の尿にも含まれている成分なんですが、間違っても人間、動物のものを元に採取したものではありません!!
ああ…。安心した♡
昔はそうだったみたいですけど…。
今はアンモニアと二酸化炭素を合成して作られているんですって。
そして気になる尿素の効果ですが、角質を柔らかくしてくれる成分が入っています。
さらにNMFという天然保湿成分の1つとして注目されているんだそうです。
でも常用することはNG。
ターンオーバーが早くなるので、逆に肌が乾燥したり皮がむけたり、硬くなったりという現象が起きてしまいます。
ほまれ化粧水の場合はベースが日本酒なので、尿素の副作用的な部分はさほど心配しなくてもよさそうです。
ビタミンC誘導体の働き
ただのビタミンCとは違うんですかい?
ええ、違うんです。
ビタミンCってすごく脆い成分なので、お肌に塗りたくってもなかなか浸透してくれないんですよ。
抗酸化作用に優れたものなのに勿体ない…。
その欠点を解消しようとして人工的に作られたのが、ビタミンC誘導体というわけです。
ビタミンCを上手にお肌に誘導してくれるビタミンC誘導体。
ありがたい存在ですね\(^_^)/
肌を整えるラベンダー精油
次は整肌成分の方を見ていきましょう。
ほまれ化粧水にはアロマセラピーでも有名なラベンダーが配合されています。
え?ラベンダーって肌に塗っていいの??
トイレの芳香剤のイメージが強い私は、今まで何となーくラベンダーを避けていました。
ディフューザーで使うのもほとんど柑橘系のものです。
実際、ほまれ化粧水はラベンダーの匂いが強いです。
人によっては強烈すぎるという印象を持つ場合もあるかもしれません。
でもでも、まだ敬遠するのは早いですよ(笑)。
ラベンダーの持つ力を知れば、あなたもきっとラベンダーを愛してやまなくなるでしょう(本当か?!)。
ラベンダーのリラックス効果
ラベンダーは数少ない肌に直接塗ることの出来る精油なのだそうです。
とはいえ一口にラベンダーと言っても種類がいくつもあるので、ラベンダーならなんでも大丈夫というわけではなさそうです。
副作用があるものもあるし、逆に副作用がなかったとしても皮膚が敏感すぎる場合、作用が強く出て皮膚トラブルにもつながってしまいます。
精油を直接肌に使う場合はラベンダー・アングスティフォリアというものを選びましょう。
はい。そして気になる効果ですが、一番認知されているのはリラックス効果ですよね。
最初はラベンダー臭強烈…と思っていたんですが、使い続けているうちにどんどんリラックスしていく自分を感じるようになりました。
「本当だったんだ」
と30代にして始めてラベンダーのリラックス効果の恩恵に預かった私です。
ラベンダーの消炎、抗菌効果
ラベンダー精油の特徴はリラックス効果だけにはとどまりません。
消炎、抗菌作用にも優れているので、ニキビや湿疹、やけど、虫刺されなどにも効果を発揮します。
次女を出産後体質が変わり、ニキビが出来やすくなった私としては、これが化粧水に含まれているということは、ちょっとお得な感じがします。
ユキノシタエキス、マグワ根皮エキス、ボタンエキスの効果
整肌効果としてラベンダーと一緒に配合されているユキノシタエキス、マグワ根皮エキス、ボタンエキスですが、その役割ってどんなものなのでしょうか?
ユキノシタエキスにはタンニンとフラボノイドが含まれています。
ラベンダー同様消炎、抗菌作用に優れたものなので、肌荒れやニキビに良い効果をもたらしてくれます。
一方マグワ根皮エキスは、漢方薬としても使われる、身体にもお肌にも嬉しいエキスのようです。
美白効果、メラニン色素生成の抑制、保湿性、消炎作用、さらには発毛効果もあるんですって!!
化粧水だから発毛はまた別の話になってしまいますが、抜け毛に悩まされて日々憂鬱に暮らしている身としては、とても耳寄りな情報です。
自然の植物ってなんかすごいな~。
最後にボタンエキスを見ていきましょう。
ボタンエキスには抗炎症作用、血行改善効果、さらには抗アレルギー効果もあります。
そしてマグワ根皮エキス同様、こちらにも発毛効果!!
育毛剤にはマグワ根皮エキス、ボタンエキスの使われている物が意外と多いみたいですね。
知らなかった^^;
結局使ってみた感想は?
一通りほまれ化粧水の有効成分について見てきましたが、大事なのは実際の使い心地ですよね。
お答えしましょう。
私はくせになりました。
良かったとか悪かったとかじゃなく、くせになったってどういうこと?
と眉をしかめないでくださいね(汗)。
私はこの化粧水を使い始めて三ヶ月ほど経ったんですが、最初の頃は、
「え?これ保湿成分弱くない??」
と思ったんです。
今まで使っていた化粧水はずっとしっとりしていたのに、ほまれ化粧水は一度だけではパリパリ感が拭えず、二度、三度と塗り込まなければどうも満足がいかない…。
やれやれ、失敗したな(-_-;)
それが最初の感想でした。
とはいえケチんぼうな私は、少ししか使っていない化粧品をそのまま放置するってことが出来ませんでした。
仕方ない。満足するまで二度三度と言わず、四度でも五度でも塗り込んで早くこの化粧品水を終わらせちゃおう。
最初の一ヶ月はそんな投げやりな感じで使っていましたね。
ところが二ヶ月目、強烈だと思っていたラベンダーの香りがなぜか心地よく感じられるようになってきました。
お風呂上がりで温まった肌に塗り込むと気持ちいいし、脳が蘇ってゆくような爽快感もありました。
でも相変わらず肌はパリパリ…。
お風呂上がり、子供たちの寝支度を済ませた後、自分の就寝前の計三回、ほまれ化粧水を塗り込むのが私の日課でした。
それからしばらくの後、肌は保湿された感じがしないのに、どういうわけか笑いシワが消えているんです。
「え?」
思わず鏡をまじまじと見つめてしまいましたよ。
今までだと、笑った後に目の下や口の両脇に小ジワや深めのシワが出来て、消えるまでにはすごーく時間がかかっていました。
ああ…人間ってこうやって老いていくのね。
って半分諦観してたんです。
ところが、ほまれ化粧水を使い始めてから、笑った直後のシワが一瞬にして消えるという現象が起きました。
えええ~?こんなに肌パリッてるのになんで?
って感じですよね。
私もどういう仕組みなのかよく分からないんですが、今回の体験で、世の中の高保湿を謳っている商品ってただお肌をだましているだけなんじゃ…という疑念を抱いてしまいました。
改めてほまれ化粧水を見てみれば、使われている有効成分は日本酒、ユズ、尿素、ビタミンC誘導体、ラベンダー精油、ユキノシタエキス、ボタンエキス、マグワ根皮エキスとどれもナチュラルな物ばかり。
しかも、鉱物油やパラベンなどは使われていません。
私、今までお肌を甘やかしていただけだったんじゃないかしら…。
そう思ったら、急にこの化粧水の量が減っていくのが勿体なく思えてきました。
なので、今はお肌に塗り込むのはお風呂上がりの一回きりです。
まだちょっとパリパリ感には慣れていませんが、日本酒のチカラを信じて、私はこれからもこれを使い続けていこうと思います!!
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