長年の花粉症生活で学んだこと。
それは、いくら対策として薬を服用しても少しも効果として現れないということ。
アレジオンはちょっとだけ効果あるかな?と思ったけれど、二度目の服用で副作用に見舞われ、ほとんど飲まずに捨てるはめに…。
以来、市販薬は一切飲まないし病院通いもしてません。
花粉症薬って症状を改善する薬であって、根本から治療していくものではないんですよね、残念ながら…。
花粉症に対しては守りの一手
薬の効果があまり感じられない、むしろ喉の渇きや眠気、強烈な腹痛などの副作用に見舞われ、何との戦いなのかよく分からなくなる始末。
不信感とまではいかないけれど私には合わないのだと思い、花粉症対策の選択肢として薬を取り入れることはやめました。
というわけで、私のスギ花粉症対策は、
- マスク二枚重ね
- ユーカリエキス配合のうがい薬でのうがい
- 馬油を鼻孔奥に塗る
こんな感じです。
本当は花粉症用のメガネもかけたいのですが、曇り止めをしてもマスクの隙間から出てくる呼気で曇ってしまうので使えません(T_T)
メガネとマスク、どちらも身に付けている人をよく見かけますが、どうして曇らないんでしょう?!不思議だな…。なんでなの?
ソンバーユを鼻の奥に塗るのが効果的
2年ほど前から、馬油を鼻孔奥に塗りたくって花粉シーズンを乗り切っています。
1年目は馬油なんてどれも一緒だよね~と思い、手頃な値段のものを選んでいました。
別に安いものがいけないとは言いませんが、中には添加物が含まれていたり、純度が低いものもあるので、粘膜に塗るということを考えると極力無添加に近いものを選ぶべきですよね(^^;)
実際、1年目に選んだ馬油には独特の匂いがありました。
獣の脂の匂いとでも言いましょうか…。
今思い返すと、よくあれを鼻に入れてたなあ、とちょっとゾッとしてしまいます。
2年目からは少し知識も増え(笑)、純度の高いソンバーユを購入しました!
一軒目のドラッグストアでは外国人観光客の爆買いで品切れになっており、二軒目で1つだけ残っていたのを滑り込みゲット♡
こちらは無臭でトロリと柔らかく、明らかに肌への浸透力が安物とは違う、といった感じ。
夫も重症の花粉症なので、夫婦で使っていたらあっという間になくなってしまいました。
そして3年目の今年、自宅近辺のドラッグストアにはどこを見てもソンバーユが置かれていない(゜Д゜)
棚には「ソンバーユ」と書いてあるのに、そこだけなにもない、空っぽ!!!空っぽ~~!
なので…。
ネット購入しました(^^;)
ローズの香りのソンバーユ
Amazonで購入した馬油は薬師堂のソンバーユ「ローズの香り」。
実はずっと香り付きが気になっていたんです。
薬師堂さんが出しているソンバーユって、ローズ以外にも色々な香りのものがあるんですよ!
- バニラ
- クチナシ
- ヒノキ
- ジャコウ
個人的にはクチナシとジャコウの香りが気になります。
チョイスがしぶいなあ~。
一方、私が購入したローズの香り。
ほのかにバラのいい匂いがするのですが、本当にほのかな香りなので、鼻の奥に塗っても違和感や不快感は一切なし!
とっても気に入りました(*^_^*)
全成分は純度100%の馬油と香料のみなので、赤ちゃんにも安心して使用出来るとのことです。
2017年3月現在受注制限しているとのこと。
人気商品なのですぐ品薄状態になってしまうんでしょうね…。
馬油の花粉症への効果
馬油は肌への浸透力が高く、皮膚の保護効果が高いので、保湿やシミ対策になると言われています。
美容家のIKKOさんがスキンケアに使っているということでも話題になりましたよね。
しかし、馬油の効果は美容面だけにはとどまりません。
鼻の奥に塗れば花粉症の辛いくしゃみ、かゆみを緩和することが出来るんです。
どういうことかというと、馬油には粘膜を保護する効果があります。
さらには殺菌作用や消炎作用もあるので、花粉を排除したり、炎症を起こしてしまった粘膜を改善する働きもしてくれるんです。
出来ることなら、花粉症シーズンが始まる前に塗り始めたほうがよいそうです。
そうすることで鼻粘膜の強化が期待できるのだそう。
少し多めに塗ることで、溶け出した馬油が喉のほうにも回ってくるのですが、ソンバーユの場合は純度100%なので、食用の油と同じことと考えれば安全面ではほとんど心配はいりません(アレルギーを持っている場合は別)。
しかも、鼻孔奥から喉元まで馬油で保護出来るので、不快な喉のかゆみも緩和することが出来ます。
無臭なので(ローズの香りもそれほど感じません)違和感もありませんよ(*^_^*)
馬油を鼻の奥に塗る方法
私は綿棒で多めにすくって、鼻の出来る限り奥まで入れるようにしています。
しかし綿棒だと塗りムラが出来てしまうことも。
一番効果的なのは小指にすくって、じかに鼻の奥に塗る‼っていうやり方ですね。
小指って意外と深いところまで入っていくし、皮膚感覚があるのでしっかり塗り込めているのがわかります。
効果を期待するなら綿棒より小指ですね(^^;
おわりに
花粉症対策としては薬のほかにも、鼻の粘膜を焼く方法や、花粉抽出物を体内に入れていって少しずつ体を花粉に慣らしていく舌下免役療法があります。
どちらも症状改善には有効なようですが、粘膜をレーザーで焼く方法は効果の持続する期間が約2年ほど(個人差はある)なので、いずれまた治療に出向く必要があります。
舌下免疫療法は2014年から保険適用になった治療法ですが、まだまだ実施している医療機関が少ないのが現状です。
2~5年という長期に渡って行っていく治療法なので、根気が必要ですね…汗。
でも、近くで実施しているクリニックがあるのであればぜひ治療を受けてみたい!
早く舌下免疫療法が全国に浸透して、耳鼻科に行けば1つの選択肢として気軽に受けられるという時代がくることを願ってやみません。
それまでは馬油を鼻孔奥に塗りたくって、この辛い季節を乗り切りたいと思います!
以上でしたー!
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