ただでさえ狭い賃貸に家族5人分の荷物が種々雑多に入り乱れているので、正直、我が家は飽和状態です。
いらないものは処分したいという思いが強いのですが、家族のものは勝手に捨てられないし、明らかに壊れているおもちゃでも子供たちにとっては思い入れの強いものばかりなので、捨てたはずがいつの間にかまたおもちゃ箱に戻っていたりします。(長女の仕業…笑)
今一番頭を悩ませているのが、子供たちの絵や工作の数々。
なかなか捨てられませんよね。
我が家の場合は3人分なので、結構すごいことになっています。
クローゼットの上段はすべて子供たちの作品集やら小学校のテストやら、習い事で使ったテキスト類の入った箱で占められています。
しかも引っ越しが多いので、一度も開けることなくそのまま新居に移動…苦笑。
これと同じような感じで、子供服の箱も沢山あります。
これはさすがに意識改革が必要だなと思い、夫に相談してみました。
俺は思い出を死守するという人間がいる限り…
「引っ越しのたびに開かずの箱が増えて行くよ。どこかで考え直さないと荷物があふれかえって大変なことになるんじゃないかな」
そう言う私に、夫は信じられないことを言う母親がいるもんだとでも言わんばかりに返してしました。
「他のものを捨てたとしても、俺は絶対に子供の作ったものは捨てない。荷物が増えるって言うならレンタル物置でも借りればいいよ」
「私だって子供の作品を処分するのは忍びないよ。でも、かなり高い確率で一生あの箱開けないよね。多分次開けられるのは、私たちが死んで遺品整理するときだと思うよ」
「それでもいいんだい!」
頑固な夫なので、少しも譲りません。
おそらく私が勝手に処分したとしても、夫は気付かないでしょう。
しかし、それをやってしまってはお互いの信頼関係も揺らいでしまうし、私は私で罪悪感を抱きながら生活していくことになります。
というか、処分するにしてもいざ箱を開けてしまったら、私自身が「これを処分するだなんてどうかしてたよ…」状態に陥ってしまう可能性大。
やっぱり度重なる引っ越しでも、体の一部のように持ち運んでいかなくちゃならないのかなΣ(ノд<)
皆さんはどうしていますか?
子供の作ったもの。
なにかいい方法があるなら知りたい~。
デジタル保存はどうだろう
すぐに思い付くのは、デジタル保存すればいいんじゃないかということ。
ただそれをやるだけの時間と労力がまるでない(;゜∇゜)
このブログだってやっとの思いで書いているのに、更に時間を避けるだろうか?
そう考えると、デジタル保存も現実的じゃなくなってしまいます。
なんてったって、長女の思い出の品々は約10年分ですからね。
気が遠くなって考えただけでぶっ倒れそうです。
やっぱり必要なのは意識を変えること
もう、どうしたって必要なのは意識改革じゃないですか…
それ以外には思い出と言う名のダンボール箱から逃れるすべはないのです。
あっ!(|| ゜Д゜)
もう1つ厄介な箱があることを思い出した!
夫のコレクションのCDの箱が3つも。
前の引っ越しのときから荷ほどきもせずに、物置に入れっぱなし。
音楽はApplemusicで聞いてるから、すでにCDは不要なんです。
しかしこの旦那様は思い出を大切にする種族なので、思いきって処分するという考えは起きないんですね 涙
CDを持っているのに荷ほどきをしていないから、新たにApplemusicで音楽を取っているんですね。
まったくもって意味が分からない。
な~んて言っているうちにもう一箱厄介な箱の存在を思い出しましたよ。
私のお気に入りのマンガ本。
10代の頃に苦労して集めたものだから、どうしても手放せない 涙
とか言いつつ、やっぱりこれも開かずの箱で、軽く5、6年は見てないなぁ(;゜∇゜)
もう夫のことばかり言えないですね。
私もまるっきりダメ。
しかし、これらを断捨離するとなったら相当の努力が必要になるでしょう。
次の引っ越しまでに心の断捨離も出来るかな。
それとも懲りずにまた新居に運び込むのかな。
もうこの心の葛藤から逃げ出したい。
誰か、フカフカのアルパカの毛で出来たハンモックをください(ToT)
柔らかさに包まれて、瞳を閉じてひたすら現実逃避の旅に出掛けますから!
考えを柔軟にする
なにも、すべて断捨離する必要はないんだ。
ふとそう思いました。
すべてを保存し続けることは、先々のことを考えても現実的じゃない。
しかし、十かゼロである必要もない。
私のいけないところは何でも極端なところ。
もう少し柔軟に考えていいんですよね。
次の引っ越しまでに箱を1つ減らそう。
その次の引っ越しにはまた1つ。
最終的に残った箱が本当に大切なものだったら、それは体の一部だと思って守っていけばいいじゃないか。
はい。こんな感じに落ち着きました(^^;
さいごに
整理整頓しているはずなのにものが多すぎて、結果的に散らかって見えるのが悩みの主婦の皆様。
収納の本やシンプルライフの書籍を買って片付け頑張るぞ~と意気込んだのに、結果的にその本たちが家の厄介なお荷物になってしまっている主婦の皆様。
思いきって断捨離したのに後になって必要になって、「あのとき捨てなければ良かったー」と捨てることに臆病者になってしまった主婦の皆様。
私も仲間です。
そしてきっとあなたの隣にも前にも後ろにも、そのような奥様方が大勢いることでしょう。
偉そうなことを言うつもりはありませんが、こんな私でも密かに気付いていることがあります。
それは、
「思い出は心の中で見る方がより鮮明に見える」
そして、
「どんなに大切なものだからと溜め込んでもあの世には持っていけないし、最終的に遺品整理で娘息子に容赦なく捨てられる」
ということ。
なかなか片付けってひとすじ縄にはいきませんけれど、過去に重きを置くのか未来を見据えて生きていくのか、そこのところと真剣に向き合えば、答えは案外簡単に導かれるのかもしれません。
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