転勤してから夫の帰りが遅くなりました。
忙しい時期だと夜10時過ぎ、早くても9時近くです。
そして土日祝日は朝から晩まで働き詰めです。
今現在、我が家の夫には休日がほぼない状態です。
毎朝、青白い顔をして職場に向かいます。
帰ってくるとちょっとゲッソリしていて、なにげに精気が抜けています。
彼が体調を崩したら、会社は責任取ってくれるのかな…。
そんな苛立ちと、一人で家庭を守っている孤独で、ちょっと心が折れそうになっている今日この頃です。
孤独な育児
夫は繊細な人間ですが、どうやらストレス耐性が高いようで、家庭ではあまり仕事の愚痴は漏らしません。
コミュニケーション能力も高いので、職場での人間関係に困るようなこともなく、見ていてうらやましい限りです。
転勤したてのころはあまりの拘束時間の長さにゲッソリしていた夫ですが、慣れとは恐ろしいものですね。
これがひと月ふた月と経過していくと、働き過ぎているという感覚が麻痺していくんです。
今では「今日は早く帰ってこれる」と言って出てくる時間が「8時」ですよ(-_-;)
次の転勤はまだまだ先の話。
この恐ろしい慣れの状態で5年、6年、7年と経過していったら、いったい我が家はどうなるんだろう。
考えると暗い気持ちになってしまいます。
人間って、休まないでもいいと思いますか?
ほぼ母子家庭という現実
夫の勤務形態がこんな過酷な状況なので、夜9時に就寝する娘たちは数日父親の顔を見ないこともあります。
かろうじて長女が朝30分くらい顔を合わせることが出来るくらいです。
育児は私が一人でやっているような状態なので、正直ストレスが溜まります。
両方の両親も遠方に住んでいるので頼ることも出来ません。
最初の頃は精神的に参ってしまって、
「早く帰ってきて!」
と涙ながらに懇願していましたが、辛いのは夫も一緒なんですよね…。
「俺にそんなこと言ってもどうしようもない。俺だって早く帰りたい。働かなくていいなら働きたくない」
そう返す声にはいつもの余裕がありませんでした。
分かってるんですよ。
夫を責めたってどうしようもないことは。
でも誰にも相談出来ないし、どこにも発散する場所がないから、結局夫に気持ちをぶつけちゃうんです。
「上司はどういうつもりなんだ!訴えてやる!!」
ってね(苦笑)。
こんな感じのやり取りはこれまで何度もしてきたのですが、一度耐えるに耐えられず、お互いに爆発してしまったことがありました。
かなり久しぶりの大喧嘩です(汗)。
発端はまったく関係のないことだったのですが、私の中の不満は結局そこに行き着いてしまうんですよね…。
子供たちが見ている前では絶対喧嘩はしないようにしよう、とお互いに約束していたのですが、感情的になってしまうと見境がなくなってしまうのが私の悪い癖です。
最終的に夫が家を出て行って喧嘩は打ち切りとなりました。
「いいよね、あんたは行きたいと思えば身一つでどこにでも行けるんだから!」
とその背中に叫びましたが、夫の返事はありませんでした。
子供たちと家に取り残され、私は一人、涙が止まりませんでした。
いったい何のためにここにいるんだろう。
いったい何のために生きているんだろう。
ほとんど顔を合わせることもない、じっくりと会話をする時間もない。
これで家族と言えるんだろうか?
―――。
二時間ほどして夫は帰ってきました。
遠方のドラッグストアで買い物をして時間を潰していたようです。
私の涙で子供たちを不安がらせていたので、喧嘩の続きはしませんでした。
喧嘩の最中は苛立ちと息苦しさでどうしようもない感じだったのに、帰ってきた夫の顔を見たら、なんだかすっきりしている自分がいました。
夫の立場を分かっていて、自分の思いを強く言えずにいた鬱憤が、喧嘩という形で発散されたことで、幾分心が軽くなったようです。
自分一人で辛い思いを抱えているのって、本当に身体に悪いな、と思った瞬間でした。
その後の話し合いで、夫も夫で勤務形態をどうにかしたいと上司に訴えているのだということが分かりました。
けれど、当分はこういう状態が続きそうです。
子供に与える影響
私一人で母親業と父親業をやっていると、時々いっぱいいっぱいになってどうしようもなくなるときがあります。
こなすだけの毎日に嫌気がさし、頭のネジが一本飛んだような状態になってしまいます。
そんなどうしようもない母親のネジを拾ってくれるのが子供たちなんですよね^^;
特に長女には助けられることが多いです。
まだ8歳なのですが、私が家事で慌ただしくしていると、小さな妹たちを引き連れて風呂に行き、手際よく自分の身体と妹たちの身体を洗い、
「ママ-、終わったよ!」
と当たり前のことのように風呂から上がってきます。
おまけにドライヤーで髪を乾かしたり、歯磨きの仕上げ磨きまでやってくれるんです。
私は申し訳ない気持ちでいっぱいですが、長女は特に苦にする様子もなく、
「もう寝るね。お休み-!」
と妹たちを連れて部屋に向かいます。
まだ小さい次女と三女もちゃんと姉の言うことをきいて付いていくんです。
三女はまだ2歳になったばかり。
まだまだ母親の添い寝が必要な時期ですよね。
一度は姉たちとベッドに入るのですが、姉たちが寝入ると、静かに部屋を出てきて私の側でうろうろしています。
「ママ、まだお片付け終わらないからお部屋でネンネしてきな!」
と言うと、嫌々ながらも2階の寝室へと続く階段を上っていきます。
ちゃんと行ったかな?と思ってそっと覗き見ると、薄暗い階段の中程にちょこんと腰掛けて、ボーッとしていたりするんです。
2歳になったばかりの子供に何を抱え込ませているんだろう、と思ったら悲しくなって涙が出そうになりました。
私に抱き上げられると、
「ママー」
ととても嬉しそうに笑ってしがみついてきました。
その力の強さがなんだか切なくなりましたね…。
身体がもう一つあればな(笑)。
長女の苛立ち
とても頼りがいのある長女ですが、父親と接する機会が減ってから、イライラすることが多くなりました。
原因は妹たちです。
少しも思い通りにならないんですね。
毎日大きな声で怒鳴り、挙げ句妹たちが泣き、その騒音で私に叱られる。
そんなことが一日に何度もあります。
自ら進んでとはいえ、親の負担をしょっていることも長女のストレスになっているのかもしれません。
妹たちに対しての当たりが目に余るときは、私から大説教をくらうことになります。
今までは口ごたえばかりでずっとぶすくれていたのですが、最近では、
「○○ちゃん(長女)、赤ちゃんだもん!!」
が常套句になってきています。
8歳にして赤ちゃん宣言!?
って感じですが、きっと長女も長女でいっぱいいっぱいなんですよね。
父親ともっと接していたいのにそれが出来ない寂しさ、要領の悪い母親の手助け、わがまま三昧で思い通りにならない妹たちへの苛立ち…。
「赤ちゃん」宣言をしたときは、思いっきり甘えさせるようにしています。
ギュッと抱きしめてやると、照れながらも嬉しそうにするんですよ。
しっかりしているけどまだ8歳なんだよな…。
私がちゃんとしないと!ってすごく思います。
父親としての役割
夫は昔から育児には積極的でした。
ハードワークになった今でも、時間があれば子供たちとスキンシップを取っています。
遅めの夕食を食べているときでさえ、子供たちの歯磨きの仕上げ磨きをするし、爪切りもやります。
たまに休みが取れると、茶碗洗いをしてくれたり、子供たちと私を連れて遠方に出かけたりもします。
「あんた疲れないの?」
と思わず訊いてしまうのですが、答えはいつでも、
「疲れるに決まってんだろ!」
です(笑)。
たまの休日くらい休んで欲しいというのが私の本音ではありますが、この本音にはもう一つ隠された本音があるんですよね。
せっかく時間があるんだから、もっと夫婦としての会話を楽しみたい!
でも、私の願望なんて隅に追いやられてしまうんですよ。
子供たちが父親を放っておくわけありませんもの。
次女なんて普段我慢している分(姉のイライラのターゲットになったり妹のわがままにふりまわされたり、真ん中の子って苦労が絶えないですよね)、父親に絡みついて少しも離れないんです。
最終的に夫に怒られて終わりってパターンですが、それでもみんな日頃のストレスを発散するように、パパ、パパってまとわりついています。
仕事に育児に、この人よくやるよな~、というのが私の夫に対する感想です。
だから心配で仕方がないのです。
この状態が何年も続いたら、夫の身体が保たないんじゃないかと。
突然死とか、今じゃまったく他人事じゃないです。
母親としての役割
仕事の現状を今すぐ変えることは難しいけれど、夫の負担や娘たちの負担を軽減することは、私一人が考え方を改めることでどういうふうにだってなるんだと思います。
今の状態をただ嘆き悲しんでいるだけでは、先には暗い未来しか待っていないんですよ!
もう今を変えられないことは分かっているんだから、現状を受け入れ、気持ちを入れ替えるしかありません。
夫を責めることはやめよう。
一人で抱え込んでいると思うのはやめよう。
娘たちが側にいて私を必要としていてくれることの幸せを噛みしめよう。
みんなで布団を並べて川の字で寝ていられる今をちゃんと味わおう。
食は幸せを育むと私は知っている。
だから、父親がいなくても子供たちが楽しい気持ちでいられるように、美味しい料理を作ろう。
スキンシップを忘れないようにしよう。
子供たちの声に耳を傾けよう。
そして、いっぱいいっぱいにならないように、ちゃんと自分だけの時間を作ろう。
朝目が覚めてカーテンを開けた瞬間、新しい今日を迎えられたことに感謝しよう。
この世でこうして私たちが家族になれたのは、そういう強い縁があったから。
だからそれを壊さないためにも、本当に辛くて仕方がないときは外に助けを求めよう。
母親は一家の太陽。
太陽が昇らなければ、夜は明けない。
暗闇の世界では人は生きていけない。
……。
夫の体調管理
4月から労働時間が圧倒的に増えたストレスで、夫は痩せたり太ったりを交互に繰り返していて体重が少しも安定しません。
頬はこける一方なのに、夕食を取る時間が遅いので腹はすっかりメタボ体型(汗)。
こないだ人間ドックやってきたんですが、脂肪肝でした(涙)。
いくら健康に配慮した食事を用意しても、空腹で帰ってくるので出された分はぺろりと平らげてしまうし、物足りないのかお菓子にも手を出しています。
糖尿病検査はギリギリセーフでしたが、これを何年も続けていたらちょっとヤバイですよね…。
子供はまだまだ小さいし、私も決して健康的とは言えないので、今から先行きが不安です。
夫や私が倒れたら、我が家はどうなってしまうんだろう。
子供たちに当たり前の安心感を与えられないなんて、親失格じゃん。
そう思うんですが、現状は変えたくても変えられない。
私はPMS(月経前症候群)症状が重く、生理が近付くと頭痛が起きたり精神状態が不安定になります。
貧血も持っているので、酷い時はまったく使い物になりません(苦笑)。
そんなわけで補助的にサプリメントを取り入れているのですが、何となく効果あり?と思えたのがマカでした。
マカと言えば妊活や精力増強剤として有名ですけれど、女性の身体の不調にも効果があるようです。
ひと月ほど服用して、何となく調子が上向きになってきたので、夫にも飲ませることにしました。
私が言わないと飲み忘れてばかりいるのですが、そこは日課として、毎朝決まり文句のように「マカ飲みなよ!」と声かけしています。
ああ~。もう若くないんだな…って最近すごく思います。
自分の身体と真剣に向き合わなければならない年代になったっていうことですね(笑)。
我が家で今飲んでいるのは、ホコニコオンラインショップの「贅沢亜鉛 牡蠣のチカラα」というサプリメントです。
マカはもちろんのこと、必須アミノ酸である亜鉛たっぷりの牡蠣エキスも入っているし、高麗人参も配合されているので、これ一つでかなりお得感があります。
ただし、マカ単体で入っているわけではないので、一粒に占めるマカの割合はそんなには多くないかもしれません。
どちらかと言えば商品名の通り、亜鉛がメインのサプリですね。
でも、亜鉛は大事ですよ~。
亜鉛が不足すると抜け毛や薄毛にも繋がっちゃいますからね。
夫にいつまでも若々しくいてもらうためにも、やはり亜鉛はマカと同じくらい重要と私はとらえています。
→瀬戸内海産牡蠣エキス+マカ+高麗人参配合【贅沢亜鉛 牡蠣のチカラα】
ところで私がひと月試したというマカは、有機マカのみの純粋なサプリメントでした。
マカ本来のチカラを試してみたいと思うのなら、他の栄養成分は一切無視して、混じりっけのない高品質なマカを取り入れてみるのもいいかもしれません。
私が飲んでいたマカサプリメントは、100%オーガニックのプレミアムマカ・モラーダ。
楽天ランキングで一位を獲得しているというのが最終的に購入することにした理由ですが、有機JAS規格に適合しているかどうかというのも、私の中では重要です。
いくら良いものでも品質に難アリじゃお金を無駄にしているのと一緒ですからね。
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