こんにちは。
チョームです。
最近ろれつの回りが悪くて超喋りづらいです(笑)。
何かの病気かな…。
もう一月も前から感じている違和感だから、脳関係のトラブルではないと思うんですけどね(^^;
という訳で(どういうわけだ?!)今日はコミュニケーション能力について色々考えてみようかな🎵と思います。
コミュニケーション力とは何なのか?
コミュニケーション=意思・感情・思考を様々な手段で伝達しあうこと。
だそうです。
ミソは「様々な手段」ってところですね。
言葉だけでなく、身振りや手振りもありだし、メールでの応答もあり、表情だけの伝達もOKってことです。
生きている限り、みんな多かれ少なかれお互いにコミュニケーションを取りながら生活しているわけですが、時々誰とも意思疎通をせずに過ごしたいな~って思う日もあったり、無性に「会話」をしたくてたまらなくなる日もあったり、本当に人間って複雑な生き物ですよね。
ところで、私は場面緘黙児だったのですが、場面緘黙症を克服してしばらく経ってからあることに気付きました。
それはコミュニケーション能力の低さです。
一対一の会話なら何の問題もないのですが、そこに一人、また一人と増えていくと徐々に話の核を見失ってしまうのです。
気心の知れた友人たちの場合は「またチョームがとんちんかんなこと言っている」と一笑して収まりますが、これがまだ知り合ったばかりの人たちの集団だったりすると、変なことを言って気味悪がられるんじゃないかしら?「え?」って顔されたらどうしよう…などとあれこれ考えてしまって、もう一言も口を開けなくなってしまいます。
結局、
「あの人は私の話には興味ないんだ…」
「なんかいけ好かないヤツ」
と誤解され、挨拶程度の関係で終わってしまったり、果ては顔見知りだった事実さえなかったことのようになってしまったり…。
たちが悪いことには、誤解されないように気を付けなくちゃ、と焦るあまり、話の内容が頭に浸透してくると、そのことに対して一生懸命言葉を繰り出すんですよね。
そのせいでコミュニケーションにムラが出てきてしまうんです。
興味のある話には食いつくけど、興味のない話にはまったく食いつかない「気分屋」、みたいに思われても言い訳出来ません(汗)。
夫は私とは正反対でコミュニケーション能力に非常に長けています。
新しい職場でもあっという間に周囲の人々に気に入られ、年齢関係なく幅広い交流をしています。
そんなエキスパートのような夫に、ある日この悩みを打ち明けると、
「俺だってそうだよ」
と意味不明発言。
「俺だって人の話なんて半分しか聞いてない」
嘘付けえー!
とつっこまずにはいられませんでしたが、どうやらこれ、本当らしいんですね。
そしてさらに一言。
「人間なんてみんなそんなもんじゃない?」
「え?そうなの?」
私はどうも納得がいきませんでした。
だって人の話を話し半分で聞くなんて、そんな失礼な話ないじゃん!
「あなたに足りないのは、表情だね」
夫はそう言いました。
確かにそれは私も感じていることでした。
元々表情を作ることが苦手で、家族にさえ誤解を与えることが多いのです。
(ただ眠くてボーッとしていただけなのに、ママ何で睨んでんの?って娘に言われたりね)
「それから大切なのは相づちだよ」
「相づちならちゃんと打ってるよ」
そう言う私に、夫はちょっと厳しく言いました。
「全然足りないよね。ただでさえ無表情なんだから、相づちは大袈裟なくらい打っておけばいいんだ。いつもブスーッとしてさ。怒ってるみたいな顔してるぞ」
さすがにカチンときましたが、的を射た指摘だったので強くは言い返せませんでした。
確かに、夫はよく相づちを打っています。
しかも相手の目を真っ直ぐに見て。
これなら話し半分で聞いていても、相手にそのことがバレるってことはないだろうな…。
それどころか、この人は真剣にこっちの話を聞いてくれるといい気分にさせることも出来る、と私は妙に納得してしまいました。
人と会話をしているとき私に足りなかったもの。
それは、
- 相づち
- 相手の目を見ること
夫からもらったアドバイスを実践すれば、先に述べたような私の悩みはあっさりと解決出来そうです。
話の核が見えなくなったら、とりあえず話をしている人物の目をよく見て大袈裟なくらい頷く。
↓
そうすることで、「私はあなたが何の話をしているのか、本当は全然分からないんだけど、あなたの話をちゃんと聞いてますよ」というアピールになる(コラー!)。
↓
話の内容が浸透してきたら普通に言葉を返せばいい。
↓
私は一貫して相手の話を最初から最後まで真剣に聞いていたというポーズが取れる。
相手が私を誤解することはないし、相手が私のムラのあるコミュニケーションのせいで傷付くこともない。
わーい!なんて簡単なんだろ(喜)。
…と言いたいところですが、頭で思っていることが即行動に移せるかといったら、そんな簡単にはいきません。
なんてったって、相づちビギナーですからね(涙)。
まずはこの油の切れたロボットのような相づちを滑らかにしていくことが先決ですね。
口下手な人間の特徴
私自身もそうなのですが、高校時代、一つの質問に対してものすごく長い言葉で返してくる友達がいました。
たとえば、
「あそこのお店のパン食べたことある?」
という質問をすると、
「あそこの店って○○ちゃんと○○ちゃんが行ったらしいんだけど、特にこういうパンが美味しいって言ってて、それでうちのお母さんにその話をしたら、仕事帰りに買ってきてくれたんだ。だから、私は行ってないんだけど食べたことはあるよ」
みたいな返事が返ってくるんです。
ようするに前置きが長いんですね。
「行ったことないけど食べたことあるよ」
だけで終われば、質問をした側も相手の返答を受けて、自分が本当に喋りたいと思っている核心部分を喋ることが出来るのですが、パン屋さんの情報を相手がほとんど喋ってしまうので、
「○○パン食べた?あれすごく美味しいよ。食べてないなら食べてみて!」
というセリフが結局宙に消え、
「ふーん、そうなんだ」
で終わってしまう。
この友人はとても優しい子で周りに友達も沢山いたのですが、今思い返してみると、私は
「えー、そうなんだ」
しか言ってなかったような気がします。
会話が自己完結してしまっているから、そこから話がふくらみようがないんです。
かくいう私も会話の自己完結、前置きの長さを気にしている人間なので、意識して「最初は質問の答えにシンプルに答えよう」と思うようにしています。
「で?結局何が言いたいの?話長くて分かんない」
「もう自分で答え出しちゃってるんだもん。俺が何言ったって仕方ないよね」
こんなセリフを何度夫から浴びせかけられたことか…。
しかし、なぜコミュニケーション能力の著しく低い私と、コミュニケーション力に長けた夫が家族になったのか?
人生ってよく分かりませんね。
まとめ
コミュニケーション能力を高めるために必要なことをまとめてみたいと思います。
- 相手の話を聞くときは大袈裟なくらい相づちを打つ(わざとらしくならない程度に)
- 相手の目をしっかり見る(適度に視線を逸らすことも大切)
- 受け答えはシンプルに
- 自己完結してしまう話し方は極力さける
意識はしていてもなかなかうまくいかないのが、口下手で人見知りな人間の悩みです。
けれど、思い詰めると自分が嫌になってしまうので、うまくいかないことを責めることはほどほどにしたほうがいいですね(笑)。
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