今朝、夫に一方的に責められました。
多分9割方私が悪い。
そのことはよく分かっています。
しかし、こちらにも色々と言い分があるんです。
さあ、私が責められた原因はいったいなんでしょう…。
朝、夫を起こさなかった
原因はこれです。
仕事のある夫を起こしに行きませんでした。
なぜかというと、
- 夫はいつも自分でアラームをかけて起きている。
- 過酷勤務を強いられている夫は、丸々1日休日を取ることが出来ないので、朝3時間とか、午前中だけという形の休みの取り方をしている。しかし、そのことを後から報告するので私はその日にならないと、夫のスケジュールが分からない。
- 弁当作りに集中しすぎていた。
- 小学生の長女が家を出発する間際、寝室の前で立ち止まっていた。それを私は、目を覚ました夫に「いってきます」のあいさつをしているものと思い込んだ。よって夫は起きている。
これだけの理由があって、私は夫を起こしにいくことを怠りました。
弁当を作り終わって初めて、「あれ?起きないなぁ…今日午前中休みってことでいいのかな?一応声かけてみるか」という軽い調子で「起きないの~?」と声をかけました。
すると夫、「うわっ、時間ヤバイじゃん!!」と飛び起き、着替えをしながら私に悪態の数々を浴びせかけました。
こちらも負けじと上のような言い訳をしましたが、もう相手が苛立っていますから、なんだか自分が見当外れの返しをしているような気分になりまして(~o~)
だって、起こしたの出発時間の15分前ですからね汗
結局夫は、「こんな状態で行ったら事故る…」とブツブツ言いながら、いつもより5分早く家を出て行きました。
朝ご飯はコンビニで買うそうです。
今回の口論は、様々な思い込みと、過集中が起こした不運としか言いようがありませんね。
なぜにあそこまで弁当作りに集中してしまったのか、あとから思い返してみてもよく分かりません(^^;)
ケンカになる原因はなに?
こういうときによく夫が口走るのが、
「言われなくても分かるよね、普通」。
それに対して私が返す言葉。
「いや、言わないと分からないでしょう?」
お互いの、今までの生い立ちを反映させるようなセリフです。
夫は幼少期からずっと大人の顔色を窺い、先回りして行動を起こさないといけないような家庭環境だったらしく、人一倍空気が読めてしまう希有な存在です。
対し、私は大人のいざこざからの退避行動なのか、感情を押し殺して生きてきました。
そのせいか、空気がまったく読めません(゜Д゜)
似たような境遇でも、一方はコミュニケーションスキルが神レベル、もう一方はコミュニケーション障害を患い、その後の長い人生でも生きづらさを抱えている…と、まあ両極端な生きかたをしています。
夫の要求は、おそらく私のようなコミュニケーション能力の低い人間でなくても「ちょっとそれに応えるのは無理だよ」「ふつう分からないよ」と思わず言ってしまうレベルのもの。
そのことがよく分かるエピソードはこれ↓↓
人見知り引きこもり主婦が旅に出るとこういうことになる。
普段近くで様子を見ていると、そんなふうに気遣いばかりしていて、よく疲れないよね?と思うのですが、夫に言わせればそれが普通なので、特にストレスにも思っていないのだとか。
そして、私のKY度はそれこそ神レベル(苦笑)
半分自分の頭の中で生活していて、もう半分をちょろっと外界に出しているような状況ですから、色々なことに臆病にもなってしまっています。
そして、思い込みが強い。
過去の経験が全てみたいなところがあり、臨機応変に考えることが苦手です。
「夫が起きてこない」
↓
「以前にも午前中休みを取って起きてこないことがあったから、今回もそうに違いない」
↓
「よって起こす必要はない」
となりがち。
理想は、
↓
「以前にも午前中休みを取って起きてこないことがあったけど、二度寝してしまった可能性もある」
↓
「早めに声をかけて確認してみよう」
後から考えると、こういうふうにちゃんと分かるんですけどね(^^;)
だからいつも後悔が多いです。
なんであのときこう言わなかったんだ、とかなんでこんなことをしてしまったんだ、とか。
本当に、疲れる生きかたです。
コミュニケーションにつまずくとき
コミュニケーションが円滑にいかない原因の1つに、口下手が上げられると思いますが、よく聞くのが「喋ることが苦手なら、聞き上手になろう」というもの。
しかし、喋ることが苦手な人間はだいたい聞くことも下手なんじゃないでしょうか?(私だけ?)
私の場合は話を理解する能力も劣っているので、また違う問題なのかもしれませんが、聞き上手にもそれなりのスキルが必要なのではないかと思います。
気の利いた返し、タイミングの良い相づち、上手な会話の切り上げ方。
最後の会話の上手な切り上げ方って、意外と難しくないですか?
私は相手に不快な思いをさせてしまうのを恐れ、自分から切り上げることがなかなか出来ません(T_T)
いつも相手任せなので、時々間違いを犯すことも。
例えば誰かのお宅に挨拶に伺った時、特に相手側に呼ばれて行った時など、普通ならある程度社交辞令的に言葉を交わして、出されたお茶を飲み干したタイミングで、「それではそろそろ…」と切り上げるのが礼儀だと思うのですが、それが分からず、「帰りたいんだけど、どうすればいいんだろう…」と不自然な時間を過ごしたり。
冷静に考えれば、相手側が客人である私に「そろそろ帰ってください」なんて言えるわけないんですよね。
だから私が切り出すのが当然なんですが、人任せに生きてきたせいでそういったことまで理解が及ばないΣ(ノд<)
それでも最近は話上手なお友達の自然な会話の切り上げかたを見習って、自分から「それじゃあまたね」と言えるようになってきました。
少しずつですが進歩してますよ(*^_^*)
いくつになっても学びって多いものです。
まだまだだなぁーって思うのが、タイミングの良い相づちと気の利いた返し。
いつも相づちをどこで打てばいいのか分からなくなり、「うんうんうん…」と相手の会話に重ねてしまったり、ずっと頷いていることが苦痛になって、ここは相づち打たないと不自然でしょう!というところで出来なかったり(-_-;)
気の利いた返しは余程頭が冴え渡っている日じゃないと到底無理。
朝になると、だいたい今日は大丈夫かそうでないかということが自分で分かります。
明らかに集中力が欠如し、気持ちが内側に向かってしまっている日などは、朝から人に合うことが憂鬱で仕方がありません。
たとえそれが親しい間柄のママ友であっても。
「へえ~そうなんだ」と言った後に言葉が続かないので、辛くなります(T_T)
心の問題なのか、頭の問題なのか…。
さいごに
この記事を書いていたら、夫に内容を覗かれてしまい、「俺のことまでブログのネタか。なんだか恐ろしいな」と呆れられてしまいました。
しかし、私は言いましたよ。
「私たちのくだらないやり取りをネタにしたって、なんも面白くないでしょ。今朝のことは本当に悪かったと思っているから、自分なりに何が良くなかったのかを考えて、思考を整理しただけ」
私の悪いところは、物心が付いてからここまで、反省というものがまったく出来なかったこと。
夫を起こさなかったことにはこんなにたくさんの理由があって、それら1つ1つを見てみても、到底自分だけに落ち度があるとは思えない。だから一方的に責められるのには納得いかない、と常にこういう考え方。
今回この記事を通して己を省みて、臨機応変に考えることの出来ない自分を少なからず「変だ」と思えるようになりました。
人間関係を円滑にするコツは、やっぱりなんといってもコミュニケーションです。
思い込みや先入観で行動すると、気の置けない間柄でもちょっとずつズレが生じてきて、やがては大きな開きとなってしまうことも起こりえます。
私の素直な「反省」を聞いた夫は、
「そういうことなら、いくらでもネタにしてくれ」
と軽い調子で言ってくれました。
「ネタになるような話でもないんだけどね…」
といつものように余計な一言を重ね、この日は終わりました。
日々生きづらさを感じながらなんとか生活していますが、いつかこんな自分とさよなら出来る日がこればいいなと密かな期待を抱きながら、今日も私の生活は続きます…
応援よろしくお願いします!!
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