謎の長期間に渡る便秘のあとに、カンジダを再発させてしまったのが約1ヶ月前。
便秘を引き起こした原因については、こちらの記事で詳しく書いています。
カンジダ再発の悲劇。原因は意外な果物?
一応、カンジダの治療は一段落したのですが、クリスマスパーティーでケーキやクレープ、チョコフォンデュなど調子に乗って食べ過ぎたせいで、デリケートゾーンに不安になってしまうようなかゆみが戻って来てしまいました(-_-;)
カンジダ菌の大好きなパンもやめたし、砂糖もオリゴ糖に代えたし、野菜沢山食べるようにしていたのに、クリスマスの雰囲気にはやっぱり勝てなかった(^^;)
みんなが楽しんでいる中で、1人だけスイーツを尻目にせんべいをかじっているわけにもいかないし、仕方がなかったんですよ~涙
カンジダ菌が好む砂糖
カンジダ菌はパンなどに含まれているイースト菌とはお仲間同士。
イーストが体に入ってくると、カンジダはそれを取り込んで増殖します。
小麦粉に含まれているグルテンや砂糖もエサとなるので、カンジダ菌にとってパンを食べる人間の体内は、まさに楽園なんですね。
だから、カンジダを発症してしまったら、真っ先にパンをやめるということは必須条件です。
よし!じゃあパンはやめる。もう食べないよ!!
そう決心して2、3週間経過。
けれど、どうもデリケートゾーンの不快なかゆみが改善しない。どうして?
という疑問が生じてきます。
生活習慣を振り返ってみると、せっかくパンをやめたのに、おやつ習慣はやめられずに甘い糖分の含まれたキャンディーやチョコレートをバクバク食べていたとか、料理に砂糖をバンバン使っていたとか、結構アラがあることに気付くんですね。
何度も書きますが、砂糖はカンジダ菌のエサになります(^^;)
カンジダ菌を飼育しちゃダメです。
繁殖させちゃダメです。
腸内環境を改善させようと乳酸菌の含まれたヨーグルトを摂取しているのに、そこに砂糖を振りかけてしまっては本末転倒です。
砂糖は思い切って生活から切り離さないと!!
砂糖の代わりにオリゴ糖を取り入れる
と言われても、砂糖を切り離した生活なんて絶対無理!!
甘いものが食べれなかったら、なんの楽しみもないじゃない。
というのが本音ですよね(^^;)
おやつはキャンディーやチョコレートを、甘さ控えめのおせんべいに代えればなんとかなる。
けれど、お料理は砂糖を使わないと成立しないものが多いですよね。
特に和食料理は。
肉じゃがは味を染み込ませるために濃いめの調味料を作らなければならないので、料理本などでは思った以上に砂糖を入れています。
大根の煮物などもそうですよね(゜Д゜)
ヘルシーな和食料理はいいけれど、これではカンジダ菌の思うつぼ。
そんなときに砂糖の代替品として使えるのがオリゴ糖。
オリゴ糖はカンジダのような悪玉菌のエサにはならないそうです。
腸内で善玉菌を増やしてくれるので、砂糖の代わりどころか、むしろ積極的に取り入れていきたい甘味料ですね。
私もさっそくオリゴ糖を購入しました。
カンジダが治ると、ついつい気持ちがゆるんで安価な砂糖に戻ってしまうというのが私の悪いクセなので、思い切って砂糖の容器を断捨離しました。
これでもうお砂糖を買ってしまうことはないだろう…(^^)多分。
オリゴ糖にも種類がある
オリゴ糖には様々な種類があります。
- ビートオリゴ糖(ラフィノース)
- フラクトオリゴ糖
- 大豆オリゴ糖
- ガラクトオリゴ糖
- 乳果オリゴ糖
- キシロオリゴ糖
- イソマルトオリゴ糖
この中でイソマルトオリゴ糖だけは消化性がありますが、あとの6つは難消化性、もしくは消化されないので大腸までしっかり届きます。
イソマルトオリゴ糖は薬局などで大きなシロップ用容器に入って安価な値段で売られているので、目にする機会が多いかも知れません。
熱や酸に強い特徴があるので料理などに使うのにオススメなようですが、シロップ状のものには添加物が含まれているみたいです。
というか、大腸に届く前に消化されたのでは、カンジダ対策という観点ではあまり意味がないですね。
ということで、ドラッグストアのイソマルトオリゴ糖はスルー。
私が取り入れたオリゴ糖はこちら。
【北海道てんさいオリゴ】
そして次に試したのが、
【沖縄・奄美のきびオリゴ】
北海道てんさいオリゴは、
北海道特産の甜菜(さとう大根)から作ったおいしい甘味料です。また本品には、甜菜由来の熱や酸に強いラフィノースなどのオリゴ糖が含まれています。オリゴ糖は有用菌のビフィズス菌の増殖を助けます。
「てんさいオリゴ」と書いてあるので勘違いしがちですが、これはオリゴ糖メインではなく、オリゴ糖が入った天然の甘味料です。
オリゴ糖含有量は100g中7,6~12,0g
そんなに入っていません(^^;)
ただ、甜菜以外に添加物などは含まれていないのでとても安心です。
シロップ状になっているのも、甜菜の水分をそのまま利用しているからだそう。
甜菜から取れる天然のショ糖(砂糖)なので、精製された砂糖よりは安心感があります。
そして只今使用中の「沖縄・奄美のきびオリゴ」
こちらに含まれるオリゴ糖はフラクトオリゴ糖です。
100g中のオリゴ糖含有量は15g。
てんさいオリゴよりは少しだけ多め。
公式ホームページによると、
沖縄・奄美の国産さとうきび100%にこだわったフラクトオリゴ糖です。さとうきびの豊かな風味を生かしたブラウンタイプなので、お料理にコクが出て美味しく仕上がります。
沖縄・奄美のきびオリゴのカロリーは、お砂糖と比較すると30%オフで、保存料や着色料、人工甘味料は一切使用していません。
砂糖よりもカロリーが低く、保存料や着色料、人工甘味料は使われていないので、こちらも安心して食せます。
色はこんな感じ。
容器に入った状態では濃い茶色ですが、スプーンに乗せるとうっすらと茶色がかったシロップです。
腸内環境の改善に取り組む
砂糖の代わりにオリゴ糖を取り入れているのですが、純粋にオリゴ糖のみという製品は、近所のスーパーではなかなか手に入りません(T_T)
カンジダ対策という観点では、精製された砂糖が良くないと思うので、天然の甘味料でついでにオリゴ糖も含まれているよ!というこの2商品、料理に使う分にはなかなかうってつけの甘味料なんじゃないかと思います。
ただ、カンジダを寄せ付けないために腸内環境の改善に本格的に取り組んでいきたいというのなら、やはりオリゴ糖含有量は多いにこしたことはないですよね。
そうなると、近所のスーパーじゃなかなか純粋なオリゴ糖にはお目にかかれない。
だいたいはネットストアで購入することになるかと思います。
UMIウェルネスの【おとなのオリゴ】は、
- ガラクトオリゴ糖
- ミルクオリゴ糖
- ビートオリゴ糖
- チキンオリゴ糖
の四種類が配合されたゼリータイプのサプリメントです。
公式サイトによると、カニやエビの殻から作られるチキンオリゴ糖は、UMIウェルネスの親会社である焼津水産化学工業が工業的な生産方法を確立し、世界で初めて特許を取得したらしいです。
素人にはあまりよく分かりませんが、きっと特許だからすごいことなんでしょうね(^^;)
そして、日本で一番売れているという北の快適工房の【カイテキオリゴ】。
こちらに含まれているオリゴ糖は、
- ラフィノース
- ミルクオリゴ糖
- フラクトオリゴ糖
- イソマルトオリゴ糖
- 環状オリゴ糖
の五種類。
他には、乳糖、アカシア食物繊維、難消化性デキストリン、ショ糖が配合されています。
ショ糖や乳糖はともかくとして、アカシア食物繊維や難消化性デキストリンは腸の健康のためにはとても良いもの。
公式サイトによると1分に1個売れているらしいので、よほど多くの人に効果が現れているのでしょう。
形状はサラサラの粉末です。
お次ははぐくみプラスの【はぐくみオリゴ】- ガラクトオリゴ糖
- キシロオリゴ糖
- ラフィノース
- フラクトオリゴ糖
- 乳果オリゴ糖
の5種類が使われています。
無着色、無香料で上の高純度のオリゴ糖5種類以外の素材は一切使用していないというのが売りのようです。
こちらも粉末状なので、飲み物に添えたりヨーグルトに加えたりという摂り方が一番摂取しやすいでしょうか。
移動途中や職場で手軽に摂取したいというのならゼリー状の【おとなのオリゴ】、普段の砂糖の代わりに使いたいというのなら粉末状の【カイテキオリゴ】、【はぐくみオリゴ】といった感じですかね(^^)
さいごに
体の中で悪玉菌が優位になって様々なマイナートラブルが出現しているというのは、改めて考えてみるととても怖いことです。
「恥ずかしいけれど病院に行ってお薬入れてもらえばすぐ治るよ!」と言ってしまうのは簡単です。
しかし、それでは根本的な解決にはなっていないんですよね。
生活習慣を改めないと、そのときは治ったとしても体調を崩した瞬間に、また再発の道をたどることになってしまいます。
本気でカンジダ菌の増殖を抑えたいと思うのであれば、どこかで覚悟を決める必要があるのかもしれません。
とりあえず、私は上白糖をやめました。
パンもやめたし、牛乳も断ちきりました。
クリスマスパーティーでピザやケーキを食べてしまったのは例外として(苦笑)。
再発の恐怖を忘れたころに、また誘惑に負けて舞い戻ってしまう可能性は大ですが、そのつど軌道修正してやっていこうと思います。
抗生物質の服用でカンジダ再発なんて辛すぎるので、免疫力強化に取り組みました
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