2020年の英語教育改革を前に、
「なにをどうしたらいいの?」
「今出来ることってなに?」
と困惑ぎみの親御さんに向けて、今日は小学生の英語学習に対する私の考えなどをまとめてみたいと思います。
あくまで一親としての意見であり、通信学習と教室通い2つを経験した立場からの考えなので、効果的に英語習得が出来るのはこっち!という偏った内容ではないことは始めに断っておきます(^^;)
目次
まずは英語に親しむことが大切
ちょっと前に、心を大きく揺さぶられる出来事がありました。
普段あまり立ち寄らないドラッグストアに行ったときのこと。
店内には中国人旅行者とおぼしき集団がいて、楽しそうに買い物をしていました。
もちろんみんな、会話は自分たちの国の言葉。
その中にいた一人の中年男性が、お目当ての商品が見付からなかったようで、薬剤師さんを呼びに行きました。
連れだってやってきたのは、20代後半くらいの女性薬剤師さん。
中国人男性が陳列棚のほうに向かって英語で何かを尋ねています。
それに対して、女性薬剤師さんも大きく頷きながら流暢な英語で応えていました。
この場面に偶然遭遇した私は、なんだか気分がフワフワ。
自分の住んでいる世界の狭さを思い知らされたような感覚でした。
だって、おじさんはさっきまで自国の言葉で喋っていたのに、当たり前のように英語を使っているし、若いお姉さんも日本人なのに当然のように英語を使っているんです。
そこにはコミュニケーションがしっかりと成り立っているんです。
こんな田舎町で、こんなハイカラな瞬間に遭遇することになるとは夢にも思いませんでした。
そしてそれと同時に、私は深い劣等感と羨望、あるいは焦燥の念に捕らわれたのでした。
これからの時代は、英語が使えて当たり前。
実際に小学校でも本格的な英語学習が始まる。
自分の子供たちは否応なくその流れの中で生きていかなければならない。
親である自分に出来ることってなんだろう?
その夜、ベッドの中で真剣に考えました。
そして1つの結論にたどり着きました。
「英語の使える楽しさ、そして喜びを今のうちからちゃんと教えてあげよう」
英会話教室で子供は英語取得レベルまで到達するのか?
長女が英会話教室通いをしていたのは、4歳から6歳までの3年間です。
そもそも英語を習わせたいと思ったのは、私自身の英語に対する劣等感からでした。
英語が好きだという気持ちがあるのに、勉強の仕方が分からない。
文法はなんとか組み立てられるけれど、このやり方で英語で話せと言われてもまるっきりちんぷんかんぷん。
英語が話せたら、もっと人生の選択肢が広がっただろうに…。
そんな後悔から、子供には早い段階から英語に慣れ親しんでいてほしいという思いがありました。
娘はそれまで通っていた幼児教室のような感覚で、別段抵抗を示すこともなく英会話教室通いを始めてくれました。
ちょっとお得だなと思ったのは、本来グループレッスンのはずなのですが、娘のレッスンの時間帯はたまたま娘を含めて二人だけで、一人が休むと外国人講師と日本人講師二人体制でのプライベートレッスンとなるところ。
緊張しやすい娘は、一人はやだ~、と度々言っていましたが、この贅沢すぎる時間は娘の英語学習にはとてもよく働いてくれたようです。
基本、先生方は優しく娘を褒めちぎってくれます。
教室に入るときは硬直しきっていた娘が、レッスン修了後は意気揚々として出てきて、私の英語での質問に得意げに答えたりしていました。
ただ、3年間のレッスンで簡単な会話が出来るくらいにまで成長したか?と問われたら、残念ながら「はい」とは言えない部分が…(T_T)
ただ、この時間が無駄だったとは思いません。
学習したことを実用的に使うというところまでは到達出来ませんでしたが、学習してきたことはちゃんと潜在意識の中に組み込まれていたようで、2年のブランクを空けて通信学習での英語を再開したときには、オンライン講師とのやり取りもスムーズに進んでいました。
「ちゃんと先生とやり取りできてるじゃん。すごいね!」
とほめると、
「だって、まだ覚えてるもん」
と娘。
月謝等もかかっているので、親としてはなんとしても実になって欲しいという思いがありますが、こういうカタチで後々の英語学習に大きなプラスになっていることを考えると、英会話教室での学習は決して無駄じゃなかったと思います。
また、その月によって覚えるべき単語やフレーズなどのカリキュラムがしっかり整っているという点や、実際に会って外国人講師とのやり取りが出来るという点も、英会話教室の魅力ですよね。
チャレンジイングリッシュで英語取得は出来る?
小学校入学を機に、時間のやりくりの難しさを感じて英会話教室はやめてしまいました。
英語を身近に!チャレンジイングリッシュは子供が楽しめる内容盛りだくさんしかし、3年も続けてきた英語をすっぱりやめてしまうことを勿体ないと思っていた私は、ことあるごとに、
「英語教室、またやってみる?」
と長女にお伺いを立てていました。※この時は引っ越して別の土地に住んでいました。
しかし、いつだって娘の返事はNO。
頑固者なので一度イヤだとなると、テコでも動じないところがあります(^^;)
そんなときに「これだ!」と思う教材を見つけました。
進研ゼミ小学講座を受講しているのであれば、月々とってもリーズナブルな値段で受講出来るという英会話教材。
その名もチャレンジイングリッシュ。
月1回、外国人講師とオンライン上でレッスンが出来るという特典も付いています。
最初こそ抵抗を示した娘でしたが、最終的には渋々ながらも「やってみる」と言ってくれました。
もうすぐ開始から2年。
週1ペースでの学習と月1のオンライントークにもだいぶ慣れてきて、今では1回に3レッスン取り組む日もあります。
オンラインレッスンも、フィリピン在住講師との相性が良いようで、初期の頃の緊張はどこへやら、とてもリラックスして取り組んでいます。
チャレンジイングリッシュを始めて約1年半。オンライントークの講師を変えたことで分かったことただいま、娘のレベルはレベル2のステップ6
ついこないだステップアップテストに合格したばかりです(^^;)
レベルは1~8まであり、2は「決まり文句を使ってやりとりすることができる」レベル。
8になると、
意見交換・交渉などのやりとりができる。必要な情報を読んだり、書いたりすることができる。
小学1年からチャレンジイングリッシュを開始した場合、1年ごとのレベルアップを目標に学習を進めていくと、小学6年でレベル6までは到達出来ることになります。
6は、
自制を含んだ話題について、感想や意見を交えながらやりとりができる。自分について書くことができる。
くらいのレベルです。
進捗状況によっては、小学生のうちにレベル7、8(中学2、3年レベル)まで進むことも可能だそうです。
次からはレベル2のステップ7が始まります。
ステップ7は25レッスンとなっているので、次のステップ8に進むまでの道のりは長いですが、こまめに声かけをしていきたいと思います(^^;)夏休み明けからかなりだらけてます…。
ところで、オンラインレッスンを始めたのはいいけれど、ちゃんと身に付いているの?という疑問。
おうちのかたウェブに届いたコメントから察するに、それなりに進歩はしているようです。
つい先ほどオンライントークの様子を傍らで見ていましたが、外国人講師とのコミュニケーションもそれなりに取れていました。
私的には、ちょっとスピードが速くレベルが高すぎるのでは?と思っていたのですが、見事に付いていってくれています。
長女曰く、
「C先生かわいいの」
だそうです。
どこか開けっ広げでユニークな雰囲気の、誘い笑いが得意なC先生。
引っ込み思案な娘のリラックスした表情を見ていると、先生選びってとても大事だな…と思いました。
とはいえ、以前の先生も娘はかなり気に入っていたので、どの先生を選んでも失敗した-!とはならないと思います。
15分という限られた時間の中で、とても濃いやり取りをするオンライントーク。
先生方の質も良く、マンツーマンでその子だけを見てくれるという点では、私的にはとても満足です。
拘束時間が短いのも、小学生が集中力を切らすことなく取り組めるというところで、マル。
この調子でやっていけば、案外「勉強、勉強!」という感じじゃなく、気楽に親しみながら英語取得ができるんでは?という淡い期待を抱いています(^^;)
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チャレンジイングリッシュ
英会話教室と通信講座のメリットとデメリット
英会話教室と英語の通信教育2つを経験してみての感想、いかがだったでしょうか?
それでは、簡単にそれぞれのメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。
まずは英会話教室。
- レッスン時間が確保されているので、英語に触れている時間が長い。
- 外国人講師がいるレッスンだと、生の英語に触れることができる。
- グループレッスンなので、互いに意識し合いながら取り組むことができる。
- 保護者のレッスンや英語学習に対する疑問を、直接講師に問い合わせることができる。
- 季節のイベント(ハロウィン、クリスマスなど)を通して英語に親しむことが出来る。
- 移動時間がある。
- 入会金、教材費、施設運営費、月謝などが高い。
- レッスンを受けるメンバーによっては、レッスンに集中できない弊害もある。
- 親は基本、レッスンの内容を自分の目で確認することはできない。
続いてはチャレンジイングリッシュ。
- 進研ゼミ小学講座を受講していれば、リーズナブルな値段で始めることができる。
- 自分のペースで進めることができる。
- フィリピン在住講師との月1回のオンライントークが付いている(追加料金を払えば月何度でも受講可能)。
- 親は傍らでレッスンの様子を確認できる。
- レベルが設けられており、無駄のない内容になっている。
- 移動時間がけずれる。
- パソコンやタブレットがないと受講できない。
- 小学講座を受講していないとちょっとだけ値段が高くなる。
- オンライントークをするための機器の接続で戸惑う場合がある。
- 自分のペースで出来るということは、逆に言えば、自分のペースでやらずに終わることも起こりえるということ。
- オンライントークがストレスになる子供にはハードルが高め。
こんな感じです。
現在、我が家では長女がチャレンジイングリッシュ、妹たちが英会話教室で英語学習をしています。
その上で感じるのは、
まだ幼稚園児くらいの間は、同じ年代のお友達と歌やゲームを通して楽しく英語に触れあえればいいかな…。外国人講師とのやりとりも、将来尻込みせずに英語を使いこなすためには必要かもしれない。
けれど、お友達と会うのがメインになっていて、「今日はどんなことやったの?」と訊いても「わかんなーい」という答えしか返ってこないのは悲しすぎる(T_T)
それから、教室まで車で40分もかかるのって、ちょっとした小旅行じゃん!!
小学3,4年生から外国語活動の時間が設けられているし、5,6年生になったら教科の1つになる。けれど、他にも習い事をやっているので新たに英会話教室に通うのは子供の負担になってしまうかも。そう考えると、空いている時間に好きなだけ取り組める通信講座って便利。ネット環境を使っての外国人講師とのやりとりもいい刺激になっている。
とはいえ…。
こちらが声かけしないと自分からパソコンに向かわないのはどうなのかな。オンライントークの前日に慌てて3レッスンまとめてやるとか、ちょっと違うような…。
まだまだ、自主的にってのは無理なのかしら。
どちらも良い部分もあれば、いまいちな部分もありますね(^^;)
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チャレンジイングリッシュ
2019年4月からチャレンジイングリッシュが変わる
2019年4月から「進研ゼミ小学講座」では、お子さまの“使える英語力”をさらに伸ばしていただけるよう、〈Challenge English〉の「デジタルレッスン」を小学講座の受講費内で学習できるようになります。
また、外国人講師と会話できる「オンライントーク」は、2019年4月から「マンツーマントーク」に名称が変わり、お手軽な受講費でご利用いただけます。引用:〈Challenge English〉からの重要なお知らせより
チャレンジイングリッシュの教材に、このようなことの書かれた用紙が入っていました。
どういうことかというと、これが↓↓
こうなるんだそうで。↓↓
進研ゼミの小学講座を受講していれば、月々たったの2,040円という特別価格でチャレンジイングリッシュが出来る。すごい!!
と言っていたのが、4月からはデジタルでの英語レッスンが小学講座の一部となるので、オンライントーク改めマンツーマントークの値段、972円だけを月々払えばいいということらしいです。
2,040円⇒972円
ちょっと喜びました(^^;)
今まで小学講座しかやっていなかった人も、プラス972円で英語学習が出来るのであれば、試しに始めてみるのもいいかもしれませんね。
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チャレンジイングリッシュ
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