ちょっと前にこんな記事を書いたんですが、お恥ずかしいことに今年もインフルエンザに倒れてしまいました(´д`|||)
最初は長女。半日遅れて三女。そして2日後に母親である私、という順番でした。
日中ほとんど一緒にいることがない夫が感染しないのは分かるけれど、姉妹と濃厚接触している次女がまったく無症状であることが不思議でなりません。
すでに感染の恐れのある期間は過ぎたので、次女はインフルエンザに罹患することなく、この穏やかではない日々を乗り越えたということになります。
すごい、すごすぎる!
ではいったい何が明暗を分けたのか?
インフルエンザをものともしないその抵抗力はどのようにして備わったのか?
じっくりと迫ってみたいと思います!!
目次
予防接種はもちろんやっていた
いや、実際のところ次女の体にインフルエンザウイルスが入っていないはずはないんですよ。
だって毎日三女と顔近付けながら遊んでいるし、口ゆすぎのコップは共有しているし、三女の鼻水交じりのくしゃみを全身に浴びた生活してますからね。
だから私が思うに、高確率でウイルスは体内に入ってます。
なのにインフルエンザ特有の症状はなく、至って元気なんですね…。
昨年の12月下旬には三姉妹そろって2回の予防接種も済ませています。
長女と三女が罹患してしまったことからも分かるように、予防接種は100%発症を防ぐ手段ではありません。
しかし、接種した人の60~70%には効果があり、脳症などの重症化を防ぐ効果もあると言われています。(残念ながら100%ではありませんが…)
次女の場合、この予防接種の効果があったということなのでしょうか?
そして残念なことに長女と三女はその恩恵には預かれなかったと?
う~ん(-_-;)
でもそれだけじゃないような気がするんですよね。
昨年もやはり軽く済んだ次女
実は昨年も三姉妹そろって(私も…)インフルエンザにかかっているのですが、長女と三女の症状が重かったのに比べ、次女は1日だけ熱が上がっただけで症状も軽く、こんなんで本当にタミフル飲ませちゃっていいのかしら?ってくらい元気でした。
実際きょうだいが罹患していて本人も熱があるから、高い確率でインフルエンザでしょうということで薬は処方されましたけれど、昨年は検査自体はしていないんです。
あまりにも軽く終わったということを考えると、もしかしたら昨年もインフルエンザではなかった(゜Д゜)…っていう可能性も浮上してきますね(苦笑)。
それじゃあ、どうして次女だけこんなに軽くインフルエンザの症状を抑えることが出来るのでしょう??
もちろん三姉妹で特別差を付けた生活を送らせているわけでもないし、食事だって同じものを与えています(当たり前ですね…笑)
秘密を探るためには、まずは三姉妹それぞれの日常を見ていくのが早いと思います。
それでは長女から参りましょう。
長女の場合
長女はただ今小学生なので、日中は小学校で過ごしています。
この季節はインフルエンザ罹患児童も多く、訊いてみると多いときで一クラス5、6人欠席した日もあったそうです。
小学校のほうでもうがい、手洗い、マスクの着用を呼びかけており、感染を防ぐために給食もグループではなく、1人1人前を向いて食べるようにしているとのことでした。
徹底して感染予防に取り組んでいる様子ですが、体育の時間はマスクをしていると息苦しくなるということで外すように指導されていたりと、対策万全とは言い難いです。
いずれにしても集団生活なので、完全に防ぐというのは難しいですね。
長女の体質と食生活
我が家の長女は乾燥肌です。
アトピーなどはありませんが、赤ちゃんの時は乾燥が原因の皮膚症状があり、小児科に何度もお世話になりました。
鼻もドライノーズぎみで、よくカサブタが出来たりということがあります。
口呼吸のクセもあります。
食べ物では好き嫌いがなく、ほとんど何でもまんべんなく食べます。
しかし咀嚼回数は少なく、早食いの傾向があります。
夜は21時半、遅くとも22時には就寝しています。
インフルエンザウイルスは乾燥した環境を好むと言われています。
全体的に皮膚が乾燥気味で口呼吸のクセのある長女は、大きな感染リスクを背負っていると言っても過言ではありませんね(-_-;)
三女の場合
三女は日中は私と次女と家で過ごしています。
まだ2歳なので衛生意識はほとんどないようなものです。
鼻水は食べちゃ駄目よ、と言っても滴り落ちてくるのをチュルチュルっと飲んでしまうこともあるし、靴の裏も平気で触るし、お店でも関係なく床にくずおれます…汗
ただ、日頃の習慣として外から帰ってきたら石けんでの手洗い、うがいは必ずさせるようにしています。
三女の体質と食生活
長女ほどの乾燥肌ではありませんが、湿度が低い日などは頬が乾燥でパリパリになります。
しかし体を痒がるようなことは一切ないので、適度に潤ってはいるのだと思います(^^;)
口呼吸のクセはありませんが、鼻が詰まっているときは自然と口での呼吸になってしまっているようです。
食事に関しては長女同様、好き嫌いはほとんどありません。
ただ、心配なのはよく噛んでいないこと。
かっ込むように大量に口に入れ、ほとんど噛まずに飲み込んでしまうので時々オエッとなって親をヒヤヒヤさせます。
肌の乾燥云々の前に、三女の場合は衛生意識がないというところで感染リスクが高いです。
次女の場合
次女はまだ幼稚園入園はしていないので、感染ルートにはなっていません。
しかし、三女同様まだ衛生意識は低いです。
外出から戻って来たら手洗い、うがいは毎日やっていますが、まだ指吸いをしているので、車内で指をくわえながらウトウトしているということもあります。
爪かみのクセもあります。
常にちょっとずつバイ菌を体内に入れている状態ですね(^^;)
次女の体質と食生活
長女とは対照的に、次女は常に体がしっとりしている印象です。
夏場は代謝が良いのか、人よりも汗をかくので肌着の交換はかかせません。
お昼寝から目覚めるとおもらし!?ってくらい濡れているので、本人も気持ちがわるいようでとても不機嫌に泣きわめきます。泣いたって仕方ないのに(^^;)
そして食生活ですが、とにかく好き嫌いが激しい!
野菜全般ダメ、肉もダメ、食べられるものは卵かけご飯だけ、という有様なので、本人の意向を聞いていたら栄養不良を起こしかねません。
そんなわけで、出された食事はきちんと食べきるということを徹底しているのですが、本当に時間がかかります。
「そんなに苦手なら、鼻つまんで飲み込んじゃえば?」
あまりにも食べ終わらないので適当なことを教えるダメ母に対して、
「いいの。ちょっとずつ食べるの!」
と次女は少しも譲らず、ゆっくりと、そしてしっかりと噛みつぶすようにして食べています。
そうなんですね。
長女、三女がかっ込むように食べるのに対して、次女は咀嚼の回数が圧倒的に多いんです。
ここでちょっと、長女三女と二女との違いをまとめてみましょう。
【長女・三女】
- 乾燥肌、もしくは乾燥気味
- 口呼吸のクセ
- 早食い
- 咀嚼回数が少ない
【次女】
- 肌が常にしっとりしている
- 指吸いをしているので、自然と鼻呼吸が身に付いている
- 時間をかけてゆっくり噛んで食べている
- 咀嚼回数が多い
こうして書き出してみると、次女の秘密が少し見えてきたような気がしますねえ~。
指吸いにはメリットもある?
歯並びのことを考えると、指吸いはそろそろやめさせないとなんないかな?と思うのですが、あまり言い過ぎるのは本人のストレスになってしまうし、眠るとき以外は吸っていないので、今のところ温かく見守っている(?)という状態です。
本人もなんとなく「いけないこと」と思っているようで、眠くなると「吸っていい?」と訊いてきます。
「いいよ」と言うと、本当に嬉しそうにチューチュー吸い出すんですね。
指を吸うことで精神が安定しているみたいなので、この先どのタイミングでやめさせたら良いのか?というのは難しいところです。
ただ、歯並びが悪くなるというデメリットはありますが、指吸いにはメリットもあるんですよね。
それは自然と鼻呼吸の習慣を身に付けられるということ。
口呼吸は百害あって一利なしです。
アトピーやアレルギー体質になったり、抵抗力が落ちて風邪を引きやすくなったり、顔の形が変わってしまったりと、何一つ得するところがありません。
鼻で呼吸をするって、当たり前じゃん?と思われるかも知れませんが、10代の8割は口呼吸をしているというデータがあったり、普段鼻呼吸でも就寝中は口呼吸に切り替わっているということもあるんです!
驚きでしょう?!
これからは呼吸も意識しなくちゃいけない時代に突入したのかもしれません(゜Д゜)
それから指吸いのメリットもう1つ。
なんと、適度にばい菌にさらされていることで、免疫力が強化されているんですって!!
指吸いや爪かみのクセのある子供は、アレルギーや気管支喘息になる割合がそうでない子供に比べて低いという研究結果があるそうです。
なんだ、じゃあ指吸いやめさせる必要ないじゃん!と思ったそこのママ。
歯並びが悪くなると噛み合わせも悪くなり、結局健康面や美容面ではマイナスになってしまいます。
やはり適度なタイミングで指吸いを卒業させることは必要なのですよ…。
よく噛むことの重要性
食べ物をよく噛むと唾液の分泌もよくなるし、消化吸収がスムーズになるので、食べ物の栄養がしっかりと体内に行き渡るメリットがあります。
次女は大好きな卵かけご飯はほぼ丸呑み状態ですが、野菜や肉の咀嚼回数は半端ないです。
たいていの人は嫌いなものは早く口の中からなくしたい、となると思うのですが、どういうわけか我が家の次女は、苦手なものはちょっとずつゆっくりと噛み砕いて口の中から消す!というやり方なんですね(^^;)
それが結果的に咀嚼回数を増やすことに繫がり、姉妹がインフルに倒れたときも体には十分に栄養が行き渡っていて免疫力もアップ状態、発症を阻止することが出来た、ということなのかもしれません。
咀嚼力を鍛えるってすごく重要ですね!
ドライノーズはインフルエンザを招く
乾燥肌だと皮膚がカサカサになり、かゆみが発生するのでついつい掻きむしってしまう。
その結果かき壊してバリア機能が低下し、アレルゲンが肌の奥に入り込みやすくなる。⇒アレルギー発症
という、恐ろしい流れにならないためにも、乾燥肌の人は保湿を十分にする必要があります。
乾燥って本当によくありません。
インフルエンザもドライノーズの人は罹りやすいらしいです。
本来なら、鼻の中の繊毛がしっかりと働き、ウイルスは胃に運ばれ胃酸で消滅となるのですが、ドライノーズだと繊毛の動きが悪くなってしまうので、鼻の中でとどまり、鼻粘膜からウイルスが体内に侵入してしまうらしいです。
長女は乾燥肌+ドライノーズ気味なので、ここをしっかりと改善していかないと、この先何年も感染ルートとなってしまう恐れがあります。
ただここは本人の体質も関係してくるので、保湿だけで改善出来るのか?というところは疑問です。
一方次女のほうは、これも体質だと思うのですが、常に潤っています(うらやましいっ!)
インフルエンザをものともしない秘密がここにもありましたね(^^)
ココナッツオイルを毎日食べていた
前回記事でも取り上げていた通り、我が家ではインフルエンザ対策に抗酸化作用に優れたココナッツオイルを食べるようにしていました。
子供たちにはスプーン1杯与えていたのですが、今回一番にインフルエンザを発症した長女はココナッツオイルが苦手で、食べさせるのが毎日一苦労でした。
私のほうでも色々と工夫して食べやすくする努力はしていたんです。
しかし毎日逃げ回られると途中から疲れてきて、どうでもよくなってしまいました(反省だ…)
そんなわけで、長女は発症1ヶ月前くらいからまったくココナッツオイルを食べていませんでした。
それに引き替え、次女、三女はココナッツオイルが大好き。
ヨーグルトに混ぜて与えるようにしていたのですが、そのままでも普通に食べられるんです。
というわけで、こちらのお二方は定期的にココナッツオイルを接種していました。
辛い症状がたった1日で小康状態に
昨年のインフルエンザBは長女と三女の症状がとても重く、親として試練を感じた日々でした。
三女はまだ1歳でしたが、タミフルの効果も虚しく高熱と激しい震えが続き、1日に二度も小児科を受診しました。(悪寒を痙攣と勘違いし、脳症の危険を感じての再受診でした)
それに比べ今回かかったインフルエンザAは、病院から処方されたイナビル(長女)とタミフル(三女)を服用したら、次の日にはすっかり元気になっていたという印象です。
前回のインフルエンザBのときはもちろん予防接種もしっかりとしていたし、病院で処方されたタミフルもしっかり飲んでいました。
AとBの違いはあれど、どちらも症状が強く出ることでは大きな違いはありません。
予防接種と薬の服用、という点でも条件は一緒のはず。
しかし今回は軽く済んだ…。(次女に限っては発症すらしなかった)
やっぱり、長期的に抗酸化作用のあるココナッツオイルを食べていたことが良かったのかな?
と過去記事を擁護するような形で今回は締めくくりたいと思いまーす(^^;)
でも、実際に軽かったですからね…。
私もBの時はこじらせて副鼻腔炎発症して死ぬ思いしましたけれど、今回のAは1日2日で良くなりました。
いや、抗酸化物質…マジで侮れませんて(笑)
応援よろしくお願いします!
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